【2025年振り返り】独学から虎ノ門ヒルズ展示へ。「激動と激変」の1年を支えた12の進化

暗く混沌とした部屋にある過去の資料やコードから、輝く近未来の東京の街並みへと歩き出すデジタルアーティストのシルエット。左側の青い冷たいトーンから右側の暖かな金色の光へと、恐怖から自信への劇的な進化と変化を表現したシネマティックなアート。
※このイメージは、著者とAI(Gemini)の対話から生まれた概念設計を基に、同AIで作成したものです。
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ワタタク

どうも。上達の研究家、ワタタクです。

2025年。この1年を一言で表すなら、間違いなく「激動と激変」でした。

振り返れば、年初はまだ「プログラミングの参考書」と格闘していた自分がいました。 それが年末には、地上250mの虎ノ門ヒルズで自分の作品を展示し、「自分の画風」を確立し、27年間抱えてきた過去さえも「作品の一部」として愛せるようになっている。

独学で走り続けたこの1年で、僕は何を捨て、何を得て、どう変わったのか。 クリエイティブコーディングとアナログ絵画、そして「思考」によって人生が劇的に変わった13の進化を記録します。

この記事を書いた人

クリエイティブコーダー Watataku のプロフィール写真
ワタタク(Watataku)

上達の研究家 / アーティスト

「才能」ではなく「発見」で描く。文系・36歳からの上達ハック。

目次

【技術と環境】コードへの恐怖を捨て、最強の武器を手に入れた

1 「コードが怖い」がなくなった日

クリエイティブコーディングを始めた当初、常に付きまとっていた「うわ、難しそう……」という恐怖心。 しかし、Processingの参考書を完走し、毎日手を動かし続けたことで、いつの間にかコードは「怖いもの」から「表現のための言葉」に変わりました。 「わからない」が「調べればわかる」に変わった瞬間、僕の創作は自由になりました。

2 ノートPCから「DAIV」へ。表現の幅を広げた投資

長年連れ添ったノートパソコン(Surfacebook2)が頻繁に落ちるようになり、思い切ってクリエイター向けデスクトップPC「DAIV」を導入しました。 この判断は大正解でした。処理落ちを気にせず、より複雑で美しいパーティクルや計算を走らせることができる。 「道具」が進化することで、「表現(クリエイティブ)」の限界が取り払われました。

3 執着を断捨離する。レンズを手放し、心を軽くした

新しい武器を手に入れる一方で、古くなった装備を手放しました。 2〜3年ずっと「売りたいな」と悩み続けていた一眼レフカメラやカメラレンズなどを断捨離。物理的なモノが減ると、不思議と頭の中のノイズも消え、創作に集中できるスペースが生まれました。後悔は一つもありません。

【実績と自信】地上250mへの飛躍と、画風の発見

4 人生初の展示:KITTE大阪の18メートル画面

最初の衝撃はKITTE大阪でした。自分のPC画面で作っていた作品が、約18メートルもの巨大スクリーンに映し出される。 現地でその大迫力を目にした時、「自分の作品が空間を支配する」という震えるような感覚を味わいました。

5 「見てもらえる喜び」を知った

一生懸命考えて作った作品が展示され、誰かの目に止まる。それがこんなにも嬉しいことだと初めて知りました。 自己満足で終わらせず、社会にアウトプットすることの意義を肌で感じた体験でした。

6 独自の画風「ピクセルジュエル」の発見

ブログ1周年の記事(クリエイティブコーディングブログ1周年達成と振り返り【2024年3月15日~2025年3月15日】)で掲げていた「自身の画風の発見」という目標。これを達成できたことが、今年最大の成果の一つです。 僕の知り合いにも喜んでもらえたこの表現。 公募に挑戦し続ける中で、「人の役に立つアートとは何か?」を問い続け、たどり着いた僕だけの答えです。

7 虎ノ門ヒルズ・インフィニティプールでの展示

そして、その画風を持って挑んだ、虎ノ門ヒルズ49階、地上250mでの作品提供と展示。 クリエイティブコーダーとして、アーティストとして。この実績は、僕の背骨を支える強固な「自信」になりました。

【思考とシステム】「感覚」を「論理」で支える

8 作品は「言葉」でできている

「とりあえず作る」のをやめました。 テーマやコンセプトを先に言葉にしてから制作するほうが、圧倒的に良いものができるし、制作過程からの学びも深い。 「言葉(Logos)」が「作品(Art)」の骨格を作ることに気づきました。

9 表現の拡大とマニフェスト(自分との約束)

「アナログ絵画 × クリエイティブコーディング」。 新しい挑戦を始める前に、僕は「マニフェスト(自分との約束)」を設定しました。 どこへ向かうのか(ミッション)、何をするのか(テーマ)。これを定めることで、上達の速度が飛躍的に上がりました。

10 思考を加速させる「モレスキン・システム」の構築

「気づき × コード × 絵」という複雑な要素を統合するために、モレスキンの使い方を徹底的にシステム化しました。 どう記事を更新し、どう思考を整理するか。頭を使ってヘトヘトになりましたが、この「仕組み」こそが、激動の1年を走り切れたエンジンでした。

【アイデンティティ】人生そのものが、一つの作品になる

11 新しい肩書:「上達の研究家」

自分は何者か? 自分は何が好きなのか? 徹底的に見つめ直した結果、僕は「上達すること」そのものを愛していると気づきました。 アーティストであり、同時に「上達の研究家」である。この肩書が、僕の活動の軸を定めてくれました。

12 作品は自分自身。自分自身が作品。

これが、2025年の結論です。 27年間の辛かった経験も、海外での旅も、日々の学びも。すべてが「作品の上達」に繋がっている。 過去のトラウマやネガティブな記憶でさえ、アートに昇華するための「素材」だと思えるようになりました。

そう思えた瞬間、心が本当に軽くなりました。 僕自身が、激動と激変を経て、一つの「作品」として更新され続けているのです。

まとめ:2026年へ向けて

激動の2025年を経て、僕は「戦うための装備」と「進むべき地図」、そして「揺るぎない自信」を手に入れました。

2026年は、この土台の上に、さらにアナログの身体性を融合させ、まだ誰も見たことのない景色を描きに行きます。 上達の研究は、まだ始まったばかりです。

ワタタク(Watataku)
上達の研究家 / アーティスト
独学1年9ヶ月で虎ノ門ヒルズ49階、地上250mのインフィニティプールへ作品提供・展示

言葉×コード×手書き。三位一体の表現が成長する過程の記録

【発信】クリエイティブコーディング(2024.3~) / 絵(2025.11~) / モレスキン / 思考法 / 生き方

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