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【Processing】HALF_PIの使い方

【Processing】HALF_PIの使い方
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「HALF_PI」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人
ワタタク
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】HALF_PIについて

HALF_PIについて
  • HALF_PIとは、英語で「円周率の半分」という意味
  • HALF_PIは、約1.57の値を持っています
  • ラジアン(角度)では、HALF_PIは、90度
  • 円や円弧、円周を描くのに役に立つ
  • 主にarc()関数やsin()関数と組み合わせて使う

【Processing】HALF_PIを使った場合の位置を画像で確認【重要】

この位置を知っておくことが、HALF_PIを使った表現をするときにとても大事になってきます。

0の位置は右の位置と決まっています。

0を基準にHALF_PI(1.57)と書いてある位置の確認をしてください。

ちなみに0.79がQUARTER_PIで、3.14がPIです。

4.71はPI + HALF_PI。

【Processing】HALF_PIを使った場合の位置を画像で確認【重要】

【Processing】HALF_PIの基本的な書き方

HALF_PIの書き方
  • arc()関数を使った場合の書き方
    • arc(x1, y1, x2, y2, 0, HALF_PI);
      • x1は円弧の横の中心の位置
      • y1は円弧の縦の中心の位置
      • x2は円弧の幅
      • y1は円弧の高さ
      • 0は円弧の開始位置
        • 基本的には円の0の位置から1.56の位置までに設定できる

【Processing】HALF_PIの使い方3つ【画像とコード】

コードを見る前に、もう1度この図で1.57などの数値の位置を確認しておいてくださいね。

【1】HALF_PIを使って0の位置から、1.57までの位置の半円を描く

size(500, 500); // ウィンドウサイズを500x500に設定
background(255); // 背景色を白に設定
noStroke(); // 輪郭線を描かないように設定
fill(255, 165, 0); // 塗りつぶしの色をオレンジに設定
arc(250, 250, 300, 300, 0, HALF_PI); // 中心が(250, 250)、幅と高さが300のHALF_PIを描く

【2】HALF_PIを使って0.23の位置から、1.57までの位置の半円を描く

【2】HALF_PIを使って0.23の位置から、1.57までの位置の半円を描く
size(500, 500); // ウィンドウサイズを500x500に設定
background(255); // 背景色を白に設定
noStroke(); // 輪郭線を描かないように設定
fill(255, 165, 0); // 塗りつぶしの色をオレンジに設定
arc(250, 250, 300, 300, 0.23, HALF_PI); // 中心が(250, 250)、幅と高さが300の0.23の位置からHALF_PIまでの位置を描く

【3】HALF_PIを使って1.35の位置から、1.57までの位置の半円を描く

【3】HALF_PIを使って1.35の位置から、1.57までの位置の半円を描く
size(500, 500); // ウィンドウサイズを500x500に設定
background(255); // 背景色を白に設定
noStroke(); // 輪郭線を描かないように設定
fill(255, 165, 0); // 塗りつぶしの色をオレンジに設定
arc(250, 250, 300, 300, 1.35, HALF_PI); // 中心が(250, 250)、幅と高さが300の1.35の位置からHALF_PIまでの位置を描く

【Processing】円弧の開始位置をHALF_PIの1.57を超えて指定するとどうなるか?

例えば、以下の3.14を円弧の開始位置に設定してみると、何も表示されませんでした。

size(500, 500); // ウィンドウサイズを500x500に設定
background(255); // 背景色を白に設定
noStroke(); // 輪郭線を描かないように設定
fill(255, 165, 0); // 塗りつぶしの色をオレンジに設定
arc(250, 250, 300, 300, 3.14, QUARTER_PI); // 中心が(250, 250)、幅と高さが300の円弧(下半分)を描く

何も表示されませんでした。

【Processing】HALF_PIはどんな表現で使えそうか

円を使った表現、arc()関数やsin()関数、cos()関数を使った表現をするときに使おうと思います。

HALF_PIとcos()関数を使った表現。

【Processing】HALF_PIはどんな表現で使えそうか
void setup() {
  size(400, 400); // キャンバスのサイズを400x400ピクセルに設定
  background(255); // 背景を白色に設定
  translate(width / 2, height / 2); // 原点をキャンバスの中央に移動
  stroke(0); // 描画する線の色を黒に設定
  noFill(); // 形の内部を塗りつぶさない
  float radius = 150; // 円の半径を150ピクセルに設定
  for (float angle = 0; angle <= TWO_PI; angle += 0.1) { // 0から2πまでの角度でループ
    float x = radius * cos(angle); // x座標を計算
    float y = radius * cos(angle / HALF_PI); // y座標を計算
    ellipse(x, y, 20, 20); // 中心点(x, y)に直径20の円を描画
  }
}

【Processing】HALF_PIを使ってみた感想

PIの記事で円周率について知っていたので理解が早かったです。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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