ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「rotateZ()
関数」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】rotateZ()関数について
rotateZ()関数について
rotateZ()
は「Z軸回転」という意味rotateZ()
は、3D空間で図形や物体をZ軸(画面に対して垂直な軸)を中心に回転させる関数- z軸の立方体は
noFill()
関数を使った方が、立方体の形が分かりやすい
【Processing】rotateZ()関数の主な書き方【構文】
rotateZ(角度);
// rotateZ(PI/4);と書いてもいいし←PI/4は少し先で解説
// rotateZ(45);と書いてもいい
【Processing】rotateZ()関数を使うときに知っておきたい角度とラジアンの関係について
- 360度 = 2 * PI ラジアン
- 180度 = PI ラジアン
- 90度 = PI/2 ラジアン
- 45度 = PI/4 ラジアン
PI/4
は45度に相当。rotateZ(PI/4)
と書くと、Z軸を中心に45度回転させることができる。
【Processing】rotateZ()関数の使い方【画像とコード】
立方体をZ軸を中心に45度回転させる
8行目にrotateZ()関数を使用。
void setup() {
size(400, 400, P3D); // 3Dモードでウィンドウを作成
noFill();
}
void draw() {
background(200); // 背景をグレーに設定
translate(width/2, height/2); // 立方体を画面の中心に移動
rotateZ(PI/4); // X軸を中心に45度回転
box(100); // 立方体を描画
}
PI/4を45と書いても同じ結果になる
void setup() {
size(400, 400, P3D); // 3Dモードでウィンドウを作成
noFill();
}
void draw() {
background(200); // 背景をグレーに設定
translate(width/2, height/2); // 立方体を画面の中心に移動
rotateZ(45); // X軸を中心に45度回転
box(100); // 立方体を描画
}
Z軸を中心に実際に回転させる【アニメーション】
void setup() {
size(400, 400, P3D); // 3Dモードでウィンドウを作成
noFill();
}
void draw() {
background(200); // 背景色を設定
translate(width/2, height/2); // 立方体を画面の中心に移動
rotateZ(frameCount * 0.01); // フレームごとに少しずつ回転
box(100); // 立方体を描く
}
【Processing】rotateZ()関数はどんな表現で使えそうか
図形を回転させたいときに使います。風車とかの表現で使えそう。
【Processing】rotateZ()関数を使ってみた感想
手裏剣とかの表現にも使える。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。