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【Processing】cos()関数について【X座標を使って波を描く】

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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「cos()関数」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人
ワタタク
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】cos()関数について

cos()関数について

【Processing】cos()関数の書き方【構文】

cos()関数の書き方【構文】
  • cos(angle)
    • angleは角度という意味
    • angleはラジアン(数値)

【Processing】cos()関数の使い方【画像とコード】

【Processing】cos()関数の使い方【画像とコード】
float offset = 500.0;  // Y座標の基準となる値(画面中央に近い位置)
float scaleVal = 300.0;  // 波の振幅(波の高さ)
float angleInc = PI/50.0;  // 角度の増加量(波の滑らかさに影響)

void setup() {
  size(1000, 1000);  // ウィンドウサイズを1000x1000に設定
  noStroke();  // 図形のアウトライン(線)を描かない設定
  fill(0);  // 図形を黒色で塗りつぶす設定
}

void draw() {
  background(204);  // 背景を淡いグレーに設定
  float angle = 0.0;  // 角度を0で初期化
  for (int x = 0; x < width; x += 5) {  // X座標を5ピクセルずつ動かしていくループ
    // cos()を使ってY座標を計算(Y座標の基準点に波を重ねる)
    float y = offset + (cos(angle) * scaleVal);  
    rect(x, y, 2, 4);  // X座標と計算したY座標に2x4ピクセルの長方形を描画
    angle += angleInc;  // 角度を増加させて次の波の位置を計算
  }
}

【Processing】cos()関数と、sin()関数では波の開始位置が違う

sin()とcos()は、どちらも三角関数で、2つの異なるタイプの波を生み出しますが、その形は本質的に同じです。主な違いは、波の開始位置。

  • sin()関数の波は、原点(0, 0)から始まり、上方向に向かって進みます。
  • cos()関数の波は、(0, 1)から始まり、下降していきます。

言い換えれば、sin()波はcos()波に対して90度(またはπ/2ラジアン)だけシフトしています。それ以外は、振幅や周波数など、波の形そのものは同じです。

この記事と変数やforループが同じコードで、cos()関数とsin()関数を書いたときの画像。

cos()関数

sin()関数

【Processing】cos()関数はどんな表現で使えそうか

上下に揺れる波や音を表現をするときに役に立ちます。

【Processing】cos()関数を使ってみた感想

【Processing】sin()関数の使い方【Y座標を使って波を描く】で、自分なりに理解していたので、cos()関数はスムーズに学ぶことができました。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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