【Processing】PGraphicsの使い方【複数のキャンバスを使って別々に描いて表示させることができる】

【Processing】PGraphicsの使い方【複数のキャンバスを使って別々に描いて表示させることができる】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「PGraphics」を理解し、自分なりに使ってみること。

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ワタタク(Watataku)

上達の研究家 / アーティスト

「才能」ではなく「論理(システム)」で、人の心を動かす機能するアートを探究中

【文系・36歳・未経験】から独学でクリエイティブコーディングに挑戦し、独自の思考法で以下の実績を達成

  • 開始1年8ヶ月目までに公募6つに挑戦し、3つ入選(勝率50%)
  • 開始1年9ヶ月目に、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー49階 スカイガーデン&プールのために制作した作品が展示される

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】PGraphicsについて

PGraphicsについて
  • PGraphicsは「グラフィックス(絵や画像)のための場所」という意味
    • PはProcessingのP
  • PGraphics()は、キャンバスみたいなもので、そこに絵を描いたり色を付けたりします
    • 複数のキャンバスを使って別々に描いて表示させることができる
  • 【注意点】createGraphics()で新しいキャンバスを作ってから使う

【Processing】PGraphicsの使い方【画像とコード】

// キャンバスを2つ作成
PGraphics pg1; // キャンバス1のための変数
PGraphics pg2; // キャンバス2のための変数

void setup() {
  size(400, 200);  // メインキャンバスのサイズを指定(幅400、高さ200)
  
  // キャンバスを初期化
  pg1 = createGraphics(200, 200); // キャンバス1を200x200のサイズで作成
  pg2 = createGraphics(200, 200); // キャンバス2を200x200のサイズで作成
  
  // キャンバス1に描画
  pg1.beginDraw(); // キャンバス1に描画を開始
  pg1.background(255);  // 背景を白に設定
  pg1.fill(255, 0, 0);  // 描画の塗りつぶし色を赤に設定
  pg1.ellipse(100, 100, 150, 150);  // 赤色の丸を描く(中心: 100, 100、幅と高さ: 150, 150)
  pg1.endDraw(); // キャンバス1への描画を終了
  
  // キャンバス2に描画
  pg2.beginDraw(); // キャンバス2に描画を開始
  pg2.background(255, 255, 0);  // 背景を黄色に設定
  pg2.fill(0, 0, 255);  // 描画の塗りつぶし色を青に設定
  pg2.rect(50, 50, 100, 100);  // 青色の四角を描く(位置: 50, 50、幅と高さ: 100, 100)
  pg2.endDraw(); // キャンバス2への描画を終了
}

void draw() {
  background(200); // メインキャンバスの背景色をグレーに設定
  
  // メインキャンバスにキャンバス1を表示
  image(pg1, 0, 0); // キャンバス1を左側に表示
  
  // メインキャンバスにキャンバス2を表示
  image(pg2, 200, 0); // キャンバス2を右側に表示(キャンバス1の隣)
}

【Processing】PGraphicsを使ってみた感想

描いたものをたくさん表示させたいときに使うと面白そう。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

ワタタク(Watataku)
上達の研究家
クリエイティブコーディング(2024.3~) × アナログ絵画(2025.11~)

独学1年9ヶ月で、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー TOKYO NODE SKY GARDEN & INFINITY POOLへ作品提供・展示。

「不完全な人間(Analog)」が、「完全な論理(Algorithm)」を武器にどこまで行けるか。

手描きの一本の線とコードを融合させ、制作を支える「愛用の文房具」や「思考法」と共に、初心者から世界へ挑む『上達の実験記録』を公開中。

▼【創作×上達】思考を「作品」に変える、モレスキン6冊の運用設計図
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