【はじめに】手帳は「過去」ではなく「未来」を作る道具だった
ワタタクどうも上達の研究家のワタタクです。
「上達の研究家」として活動していますが、最初からうまくいっていたわけではありません。 このページは、僕が2018年から現在(2025年12月)のその後の、試行錯誤を繰り返してきた手帳たちの記録です。
単なる文房具のレビューではありません。 「どうすれば自分の人生をコントロールできるか?」 悩み、道具を変え、使い方を変え、失敗し、そして改善してきた「思考の変遷」です。
特に大きな転機は2024年の12月でした。 それまで「予定」しか書いていなかった僕が、「夢や目標」を書き始めた途端、人生が動き出したのです。 これは、その泥臭くもリアルな記録です。
第0章:幻の大学時代(記録なし)
〜意識の低さと、紛失した後悔〜
実は、2018年以前の高校や大学時代にも手帳を使っていました。 しかし、今、手元には1冊も残っていません。捨ててしまいました……。
- 当時の扱い:ただの「予定の記録」程度にしか思っていなかった。
- なくした理由:振り返りや読み返すことを意識していなかった。つまり、自分の思考に価値を感じていなかったからかもしれません。
「記録を残さないと、その時間は消えてしまう」。 手元に何も残っていないという「喪失感」こそが、「今度こそは残そう」という執着(こだわり)に繋がっている気がします。
第1章:迷走期(2018年〜2023年)
〜自分に合う「器」を探して〜
最初の数年は、「使いやすさ」や「見た目」を求めてさまよっていました。








- 1冊目:DELFINO LIMITED COMPANY(事業停止)(2018.5 – 2019.7)
- ここから始まりました。台湾の手帳カバーに浮気して終了
- 2冊目:LEATAI / 台湾製(2019.5 – 2020.4)
- ワーホリ中に現地調達。ゴムバンド式。もっと大きく書きたくなり卒業
- 3冊目:トラベラーズノート レギュラー(2022.9 – 2023.10)
- 旅するノート。しかし、思考を広げるには幅が足りず、A5サイズへの憧れが強まる
- 4冊目:Greeful A5システム手帳(2023.4 – 2023.7)
- 【失敗からの学び】 A5ならたくさん書けると思ったが、「リングが手に当たるストレス」に勝てず、わずか3ヶ月で断念
第2章:自己肯定感の獲得(2023年後半〜2024年中盤)
〜「書くこと」で自信をつける〜
この時期、「スタディプランナー」に出会ったことで、手帳の役割が「予定管理」から「努力の可視化」へと進化しました。










- 5〜8冊目:Campus Diary & Study Planner(2023.7 – 2024.7)
- 【目的】 勉強時間と内容の管理
- 【成果】 「これだけやったんだ」という記録が、自己肯定感を生みました。上達の下地はここで作られました
- 9冊目(保管):Plotter A5(2024.6)
- 一度挫折して保管。しかし、この「寝かせた時間」が後の復活(2025年)につながります
第3章:【転機】覚醒の時(2024年7月〜現在)
〜「夢」を書き始めたら、現実が変わった〜
ここが、僕の人生のターニングポイントです。






- 10冊目:トラベラーズノート × BLACKWINGコラボ(2024.7 – 2024.12)
- 「こだわったり、お気に入りの道具を使えば、思考も楽しくなる」という事実に気づく
- 学んだことや気づきをメモし始める
- 11冊目:ASHFORD×NAGASAWA サントシャペル HBWA5(2024.12 – 2025.6)
- 【重要】 ここで『手帳で夢を叶える全技術』を実践し始めました
- 予定だけでなく、「夢・目標」を書き込んだのです
- 【結果】 書き始めて約3ヶ月後。作品の展示が決まるなど、目に見える結果が出始めました。手帳が「魔法の杖」に変わった瞬間です
- さらに同年に他の2つの公募で選出。虎ノ門ヒルズ49階、地上250mのインフィニティプールへ作品提供・展示もできました
- 12冊目:ASHFORD ネイビーロード BIBLE 15mm note
- デザインが好きで使いやすそう。さらにWEB限定商品で再生産されない場合も考えて、購入しておくことに
- 使用はしていませんが、今後使う可能性があります
- 2025年12月29日現在、ASHFORDのオンラインショップで見てみると、再生産予定はないとのこと。買っておいて良かった。
第4章:システム完成、そして未来へ(2025年〜)
〜「司令塔」と「実行部隊」の分離〜
夢を叶える感覚を掴んだ僕は、手帳を「役割」で分ける最終形態(現時点)にたどり着きました。




- 9冊目復活:Plotter A5(2025.6 – 2025.10)
- 1年の時を経て復活。詳細な日記とTo Do、作品の進行管理として活躍
- 13冊目:ASHFORD×NAGASAWA サントシャペル バイブル(2025.10 – 現在)
- HBWA5から、持ち運びやすいバイブルサイズへ。夢と目標の母艦
【現在】2025年12月29日からの最強布陣
〜綴じ手帳がメイン、システム手帳がサブ〜




現在は、以下の「2冊体制」で上達を加速させています
- 14冊目 メイン(実行):モレスキン Year of the Horse Weekly
- 役割:日々の目標管理、ノート(エクスパンデッド)の索引
- 意味:現場での「今日やること」を泥臭く管理する場所
- サブ(理念):ASHFORD サントシャペル バイブル
- 役割:夢、やりたいことリスト、重要なマインドセット
- 意味:迷った時に立ち返る「憲法」のような場所
【今後の展望】手描きとデジタルの融合に向けて
僕は今、「気づきの言語化 × クリエイティブコーディング × 手描きの絵 」という新しい表現に挑戦し始めたばかりです。
手描きの絵の技術がさらに上達し、より自由な表現が必要になった時、保管しているトラベラーズノートやPlotter A5、そしてHBWA5といった「広い大地」を持つ手帳たちが、再びメインストリームに戻ってくるでしょう。
僕の手帳遍歴は、そのまま僕の「上達の歴史」です。 これからも、このページは更新され続けます。
僕が進化する限り。



