なぜ僕は絵に挫折したのか?絵の初心者が12日間で挫折した理由と対策。才能を疑う前にやるべき「言葉の武装」

スケッチブックに描かれた幾何学ドローイングと、くしゃくしゃの紙、鉛筆。中央には「LearningFriction = Expectations / CurrentEnergy」の公式が書かれた紙が置かれている。絵の挫折理由を論理的に解き明かす「上達の数式」。
※このイメージは、著者とAI(Gemini)の対話から生まれた概念設計を基に、同AIで作成したものです。
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ワタタク

どうも上達の研究家のワタタクです。手描きの絵を始める前に、なぜ挫折したのかを言葉にしておきます。

僕は2025年3月10日に手描きの絵を始め、3月21日の合計12日間で挫折しました。

12日間で僕が描くのを止めさせた「脳内のノイズ」

  • 「もうこんな難しそうな動物や影を描けって? 無理やわ……」 (参考書をめくるたびに、自分の無力さを突きつけられる絶望感)
  • 「結局、見たまま描けないのは『才能』がないからちゃうか……」 (どれだけ練習しても「自分には向いていない」と脳が勝手に思う恐怖)
  • 「この図形は何のためになるんだろ」 (目的を失い、ただの作業と化した練習のむなしさ)

挫折したのですが、やっぱり絵が描けるようになりたいなってことで、挫折した理由と対策を考えて再び始めることにしました。

今回の記事が、絵が苦手で挫折した人の役に立つ内容になれば嬉しいです。

この記事を書いた人

クリエイティブコーダー Watataku のプロフィール写真
ワタタク(Watataku)

上達の研究家 / アーティスト

「才能」ではなく「論理(システム)」で、人の心を動かす機能するアートを探究中

【文系・36歳・未経験】から独学でクリエイティブコーディングに挑戦し、独自の思考法で以下の実績を達成

  • 開始1年8ヶ月目までに公募6つに挑戦し、3つ入選(勝率50%)
  • 開始1年9ヶ月目に、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー49階 スカイガーデン&プールのために制作した作品が展示される
目次

「目的」という名の燃料不足

かつての僕は、なぜ絵を描きたいのか?という問いに対し、「描きたいから」、「すごいなって思うから」、「描きたいなって思うから」のような、なんとなくの言葉しか持っていませんでした。

目的が弱いと、何のために描いている?という疑問が湧いてきて答えられず、なんとなくの練習が続いてしまって挫折へのきっかけになる。(これは音楽や絵を描くプログラミングのクリエイティブコーディングの挫折から経験済み。)

ワタタク

絵を描く動機が弱いので、以下の絵のマニフェストという記事に書いている「目的という燃料」を加えることにしました。

絵のテーマ・コンセプト・ミッション。を設定したんです。

上記の記事の内容をしっかり考えることによって、2025年12月25日の段階では、クリエイティブコーディングと組み合わせた手描きの絵の表現をしたいから。本当に下手くそな段階から、どのように練習したら上達できるのかをゼロから伝えたいから。その結果、絵をやってみようと思ってもらえる人を増やしたいから。と何も見ずにこうして目的を書き出すことができました。

ワタタク

描く燃料は満タンです。

どんな絵や描画方法が好きなのか理解の不足

挫折したときは「好き」と「理想」の解像度が低すぎましたね。

幾何学が好きだな。描いてみたいな。のような自分の好きをほとんど分かっていない。

2025年12月25日は幾何学・抽象画・鉛筆で描くのが好きとはっきり言える。

ワタタク

「描きたくないものは描かない。自分の『好き』だけに集中する」。という方針で描いていきます。

最終的にどんな絵が描けるようになりたいのかのイメージが浮かんでなかった。

好きな絵を分かっていなかったら、どんな絵が描けるようになりたいのかイメージが浮かびにくい。モチベーションを低下させる。

幾何学を僕なりに応用した絵を描きたいとはっきりとイメージはできている。このイメージは、日々の練習や継続に大事。

なぜなら、よくSNSをで見る風景やスケッチ、キャラクターを描こうとはせず、自分の描きたいことに集中できるようにもなるからね。

絵は才能がないとダメだと思い込んでいた

始めたときから見たままに描けないといけない。と思い込んでました。

そんな思い込みを外し、「練習すれば上手くなるんだ」って思わせてくれたのが、次の項目で消化している絵の参考書。同時に絵を再び描きたいと思わせてもらえもしました。

合う参考書と出会っていない

ある日、本屋できほんを極めるドローイング(Amazon)という本に出会いました。ちょっと中を読んでみると、難しそうな挿絵がめくってすぐにあって(できそうにないかも)って思っていたら、1ページ目に「ドローイングは才能ではない」ということに納得させられた考え方が書いていて興味を持ちました。

さらに少し読んでいくと、描く過程やなぜ円の練習が大切なのか?という項目もあって「論理的で納得しながら練習できそう」と思ったので購入。

ワタタク

絵ができあがるまでのプロセスを書いてくれてるし、過程が大事だと思っている僕に合うと思った。著者のブレント・エヴィストンさんの実績も信頼できる。

絵が上達したら、間違いなくこの本のおかげだろう。

上手くなりたいが、どのような上手さなのかが分からない

上手さって人によって違います。

絵に挫折したときは、自分にとっての上手さとは何かについても考えたことがなかった。

僕にとっての上手さとは、頭の中に思い描いたイメージを描けるようになること。思ったことを描けるようになることと定義。(2025年12月25日の段階)

幾何学を中心に、頭の中にある絵を描けるようになるように楽しむ。

結論:始める前に「言葉」で武装する

執筆のブレーキを破壊する:15万記事へ向けた「doodle執筆術」という記事の中で説明した、公式を今回の記事でも応用すると以下のようになります。

LearningFriction = Expectations(才能への幻想) / CurrentEnergy(言葉にされた意志)と書いている公式。

クリエイティブコーディングを上達させていく過程で気づいたのが、「始める前にできるだけ言葉にしておいた方が挫折はしにくい」ってこと。

言葉にできればできるほど、そのジャンルに適正があると思う。

実際に合ってないジャンルだと、テーマ・コンセプト・ミッションのようなことを考えて書く粘り強さは僕にないだろう。

言葉にしてから描き始めることで挫折せずに上達できることを証明していく。

ワタタク(Watataku)
上達の研究家
独学1年9ヶ月で虎ノ門ヒルズ49階、地上250mのインフィニティプールへ作品提供・展示

言葉×コード×手書き。三位一体の表現が成長する過程の記録

【発信】クリエイティブコーディング(2024.3~) / 絵(2025.11~) / モレスキン / 思考法 / 生き方

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