
今回の記事の目的はProcessingの「extends
」を理解し、自分なりに使ってみること。
この記事を書いた人


- クリエイティブコーダー / アーティスト
- 「人の心に寄り添う、機能するアート」を探究しています
- アートとテクノロジーが、社会や個人のウェルビーイングにどう貢献できるかに、関心があります
目次
【Processing】extendsについて
extendsについて
- 「extends」は「引き継ぐ」という意味で、プログラムの一部を他の場所でも使えるようにする言葉です。
- extendsは、既存のクラスの機能や動作を新しいクラスに継承することができる
構文class 新しいクラス名 extends 元のクラス名 {
// 新しい機能
}
【Processing】extendsの使い方【画像とコード】


// 犬クラスを定義
class 犬 {
// 犬が吠えるメソッド
void 吠える() {
println("ワンワン"); // 「ワンワン」と出力される
}
}
// 犬クラスを継承して柴犬クラスを定義
class 柴犬 extends 犬 {
// 吠えるメソッドをオーバーライド
void 吠える() {
println("キャンキャン"); // 「キャンキャン」と出力される
}
}
// setupメソッド、プログラムの開始時に実行される
void setup() {
柴犬 myShiba = new 柴犬(); // 柴犬クラスのインスタンスを作成
myShiba.吠える(); // myShibaの吠えるメソッドを呼び出す。結果として「キャンキャン」と出力される
}
【Processing】extendsを使ってみた感想
クラスを使うときに、元の機能を残しつつ、新しい機能をつけ加えたいときに使ってみます。



それでは今日もレッツワクワクコーディング。