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【読んだ効果とレビュー】Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門【上達を感じた読み方と読み終えてからの行動】

【読んだ効果とレビュー】Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門【上達を感じた読み方と読み終えてからの行動】
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ワタタク

この記事では「Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門」を「読んだ効果・上達を感じた読み方・読み終えてからの行動」を伝え、購入するかどうか決めやすくする。という目的で書かさせていただきました。

この記事を書いた人
ワタタク
  • 2024年5月8日にProcessing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門を購入。2024年11月14日に読み終える
  • 文系で学力は高くない(高校時代に予備校に通って語学系の短大→その後、独学で編入)
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信している
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門は688ページありますし、値段が高いです。

それでも以下の3つのようなことを感じ、僕は買う価値があったと思っています。

  • 文系でプログラミングが苦手な僕でもProcessingを効率よく学べた。インターネットのみで独学をすると、どの順番で学んでいいのか分からない。本を使えば関数→変数…という順番で迷わず学べるので効率がいい
  • インタビューの項目では、クリエイティブコーディングの実績のある方々の考え方が分かり、作品制作のヒントになる
  • 読み終えた後は、たくさん載っている基本的なサンプル画像とコードを応用して、作品づくりの参考にできる

Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門は、「Processingやプログラミングの基本的なことを理解しやすい順序で学びたい人」に超おすすめな参考書です。

Processingの開発者であるベン・フライさんとケイシー・リースさんが書いた本なので、信頼性もあります。

進めていくとだんだん難しくなっていくのですが、インターネットを使って調べながら取り組むと理解できました。

著:ベン・フライ, 著:ケイシー・リース, 監修:中西泰人, 翻訳:安藤幸央, 翻訳:澤村正樹, 翻訳:杉本達應
¥7,700 (2024/12/19 21:53時点 | Amazon調べ)
ワタタク

では、「読んだ効果・上達を感じた読み方・読み終えてからの行動」を具体的に書いていきます。

目次

【読んだ効果とレビュー】Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門

読んで感じた効果
  • Processingの基本的なことが理解しやすい順序で学ぶことができた
  • 他のプログラミングに応用できる構文を理解できた
    • 関数、変数、for、forの入れ子、自作関数、オブジェクト、クラス、自作関数、配列、ライブラリ
  • 様々な表現方法の基礎が身についた
    • 図形、色、マウスを使った表現、連続したイラスト、文字、画像、アニメーション、3D、マウスやペンで直接描く方法(ダイナミックドローイング)、波(sin・cos)、乱数、時間など
  • 計算(275ページ~)の項目の図が理解を深めるのに役に立つ
    • mapの図(278ページ)、指数計算の図(281ページ)、イージングの図(287ページ)、度数とラジアンの図(290ページ)
  • 他のProcessing参考書を理解しやすくなった
    • 基本的なことが書かれているProcessingの参考書はかなりスムーズに読み進めることができる
    • 応用的なことが書かれているNature of Code -Processingではじめる自然現象のシミュレーション-(Amazon)も読み進めやすくなる
      • 最初の方にProcessingやプログラミングの基本的なことを理解しているのが前提条件としていると書いているし、はじめにの項目もランダムウォークから始まっている。Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門をやり終えていたら、知識を再び調べ、思い出しながらゆっくり読み進めることができる。やっていなかったら、分からない言葉だらけですごく大変……
  • クリエイティブコーディングができる他のプログラミング言語を知ることができる634ページから639ページ

上達を感じた読み方・学び方【すごい作品をつくろうとせず、基礎に集中すること】

688ページをやり切るコツでもある。

上達を感じた読み方・学び方
  • 上級者さんのような凄いと思わせてもらえる作品をつくるのではなく、Processingの基礎を理解することに集中した
  • 項目の最初にある「紹介する構文」に書かれてることを理解することに集中した
  • 「紹介する構文」を読み、インターネットでも調べ、自分なりに書き換えて、ブログでアウトプットした
  • すべてのサンプルコードを写経していない
    • シンセシス2の項目は写経せずに読むのみにした
  • 理解するのを先にした部分もある
    • 557ページのhintは現段階では必要ないと思い、どんな構文かを理解するのみにした

学んでいて基礎のシンプルな表現の勉強と練習が辛いときの対処方法

XやOpenProcessingでクリエイティブコーディングの作品をみる→基礎の構文を学んだときに「この表現を学んでおくと、あのかっこいい表現をすることにつながる」と考える。

そのように考えると、シンプルな表現を学ぶ辛さが軽減され、やり切ることができた。

微妙と感じたことと対処方法【いきなり知らないコードが出てくることがある】

読んでいてう~んと感じたこと
  • いきなり知らないコードがでてくることがある
    • インターネットで調べることで対処する
  • xixページに書籍のサンプルコードが載っているurlを貼っているが、入力しても出てこない
    • 自分でコードを入力した方が理解しやすくなると考えれば問題ない

挫折する可能性のある構文の乗り越え方【粘り強く分かりやすい解説を探す】

僕が難しいなと思った構文と自分なりに理解し、解説した記事の紹介

3つ目のオブジェクト指向を理解するのが本当に大変でした。しかし、一度分かってしまえば楽です。

読み終えた後の行動【まだ基礎の段階で、載っていなかった構文に取り組む】

読み終えた後は、まだ知らない構文を、Processingのリファレンスで学んでいきます。(Processing リファレンスと検索すれば出てくる)

まだまだ知らない構文がたくさんあり、基礎の段階が続きます。

Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門は基礎を徹底したい人にとって最高の1冊

Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門は、Processingの基礎を理解→作品づくりという過程でクリエイティブコーディングをさせたい人におすすめな本。

読み終わってからも、シンプルな作例を見てどんな上限をしていこうか作品のアイデアを考えることができますし、ページの後ろの方にある付録のコードインデックスで構文をすぐに調べることができます。

紙で書き込みながら勉強できるのも僕は好き。

構文を理解しやすい順序で、理解しやすい順序で学べて本当に助かりました。

気になる人はチェックしてみてくださいね。

著:ベン・フライ, 著:ケイシー・リース, 監修:中西泰人, 翻訳:安藤幸央, 翻訳:澤村正樹, 翻訳:杉本達應
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