【Processing】exit()の使い方【プログラムを終わらせる】

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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「exit()」を理解し、自分なりに使ってみること。

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ワタタク(Watataku)

上達の研究家 / アーティスト

「才能」ではなく「論理(システム)」で、人の心を動かす機能するアートを探究中

【文系・36歳・未経験】から独学でクリエイティブコーディングに挑戦し、独自の思考法で以下の実績を達成

  • 開始1年8ヶ月目までに公募6つに挑戦し、3つ入選(勝率50%)
  • 開始1年9ヶ月目に、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー49階 スカイガーデン&プールのために制作した作品が展示される

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】exit()について

exit()について
  • exitの英語の意味は「退出する」
  • exit()は、プログラムが全部終わったときに使うコマンドです。これを使うと、プログラムがすぐに止まります
  • 【注意点】exit()を使うとプログラムがすぐに終わりますが、保存していないデータはなくなってしまいます。だから、データを保存してから使うことが大事

【Processing】exit()の書き方【構文】

exit()の書き方【構文】

exit()

【Processing】exit()の使い方【コード】

【1】プログラムを終わらせる

このプログラムは、画面サイズを設定し、背景を白く塗りつぶしてから、すぐにプログラムを終わらせます。

一瞬で閉じてしまうので、次のコードで3秒待ってからプログラムを閉じるようにします。


void setup() {
  size(200, 200);
  background(255);
  exit(); // これでプログラムを終わらせます
}

【2】3秒待ってから終わらせる

こうすることで、プログラムの実行画面で☓を押さなくても、3秒経過したら自動で閉じます。

void setup() {
  size(200, 200); 
  background(255); 
  delay(3000); // 3秒待ってから
  exit(); // プログラムを終わらせます
}

【Processing】exit()はどう役に立つのか

プログラムの最後に使うことで、動いているプログラムをすぐに終わらせることができます。たとえば、ゲームが終わったときや、アニメーションを止めるときに使います。

【Processing】exit()を使ってみた感想

勝手にプログラムを閉じてくれるのはすごくいい。

いちいち閉じるをクリックしなくていいし、10秒くらい経過したら閉じる設定にして常に書いておいてもいいかも。

プログラム実行→作品見る→ネットで調べるってことをしていると、プログラムを実行したまま作品が動き続けているときがあるから、exit()はそんな問題を解決してくれる。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

ワタタク(Watataku)
上達の研究家
クリエイティブコーディング(2024.3~) × アナログ絵画(2025.11~)

独学1年9ヶ月で、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー TOKYO NODE SKY GARDEN & INFINITY POOLへ作品提供・展示。

「不完全な人間(Analog)」が、「完全な論理(Algorithm)」を武器にどこまで行けるか。

手描きの一本の線とコードを融合させ、制作を支える「愛用の文房具」や「思考法」と共に、初心者から世界へ挑む『上達の実験記録』を公開中。

▼【創作×上達】思考を「作品」に変える、モレスキン6冊の運用設計図
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