ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「max()関数
」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】max()関数について
max()関数について
max
は、英語で「最大」という意味max()
関数は、与えられた数値の中から一番大きな値を返す関数- ゲームでプレイヤーの最高スコアを表示したり、グラフの一番高い点を探したりするのに役立つ
- 使うときは、比較する数値が2つ以上必要。そうしないと、正しい結果が得られない
【Processing】max()関数の書き方【構文】
max()関数の書き方【構文】
max(a, b)
- a, bは数値
max(a, b, c)
- a, b, cは数値
max(list)
- プログラミングでは、複数の数やデータを一つの箱にまとめて保管する。その箱を「リスト」と呼ぶ
- おもちゃ箱に例えると分かりやすいです。その中に5個、3個、8個のおもちゃが入っているとする。このおもちゃ箱が「list(リスト)」
- 数のデータの型は、floatでもintでも使えます
- プログラミングでは、複数の数やデータを一つの箱にまとめて保管する。その箱を「リスト」と呼ぶ
【Processing】max()関数の使い方【画像とコード】
【1】max(a, b)の例
int a = 4;
int b = 6;
int largest = max(a, b);
println("一番大きい数は " + largest);
【2】max(a, b, c)の例
float a = 2.6;
float b = 6.3;
float c = 11.1;
float largest = max(a, b, c);
println("一番大きい数は " + largest);
【3】max(list)の例
int[] numbers = {5, 3, 8};
int largest = max(numbers);
println("一番大きい数は " + largest);
【Processing】max()関数はどの構文の書き方で書くのがいいのか
max(list)
の書き方がおすすめな理由。
リストを使うと、特に複数の数を扱う場合には便利です。たくさんの数を一度に扱いたい場合、リストを使うことでコードがシンプルで見やすくなります。
メリット
- コードが短くなる: 複数の数を一度にまとめられるので、変数を何度も定義する必要がありません。
- 管理がしやすい: 数が多くなっても、リストを使えば一つの変数で管理できます。
- 柔軟性がある: リストは要素を追加・削除しやすく、ループを使って一括処理もできるので便利です。
【Processing】max()関数を図形表現で使う例
float radius1 = 50;
float radius2 = 30;
float maxRadius = max(radius1, radius2);
rect(50, 50, maxRadius, maxRadius); // 最大半径の正方形を描く
【Processing】max()関数を使ってみた感想
【Processing】min()関数の使い方【2つ以上の数の中から一番小さい数を見つける】と同じような考え方なので、スムーズに理解することができました。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。