ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「sq()関数
」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】sq()関数について
sq()関数について
sq()
関数は「square(スクエア)」の略です。これは「四角形」という意味もありますが、この関数では「二乗」を意味するsq()
関数は、ある数字を二乗(自分自身で掛ける)するために使用- 数字2を
sq()
関数に渡すと、結果は4になります(2の二乗=2×2=4)
- 数字2を
- 結果は常に正の数値に
- マイナス×マイナスでもプラスになる
- -3 × -3は9
- 負の数どうしの掛け算では、その負の効果が打ち消し合ってプラスの結果になります。-3 をもう一つの -3 で掛けると、結果は正の9 (3の二乗) となります
- これは数学の基本的なルールの一つです。負の数同士の掛け算では、その二重否定効果で結果が正の数になる
- 主に
float
を使って書く- 基本的にはintではエラーになる
【Processing】intでsq()関数を使うとエラーになる理由について
sq()
関数が返す結果はいつも小数点を含む可能性があります。
だから、計算結果は float 型として処理されます。
たとえば、sq(4.5)
を計算すると、結果は 20.25
になります。これは小数点以下を含む数値。
ですから、sq()
関数の結果を整数(int)として保存しようとすると、「小数点以下の部分をどうするの?」という問題が出てきます。それがエラーの原因。
【Processing】sq()関数の書き方【構文】
sq()関数の書き方【構文】
sq( 数字 );
- 数字の部分に、二乗したい数字を入れます。例えば、
sq(3);
と書くと、結果は9になります(3の二乗=3×3=9)
- 数字の部分に、二乗したい数字を入れます。例えば、
【Processing】sq()関数の使い方【画像とコード】
2乗になるのを確認する
float number = 5; // 数字5を変数numberに入れる
float result = sq(number); // sq() 関数でnumberを二乗して、その結果をresultに入れる
println(result); // 結果を表示する
マイナス×マイナスがプラスになるのを確認する
float number = -9; // 数字-9を変数numberに入れる
float result = sq(number); // sq() 関数でnumberを二乗して、その結果をresultに入れる
println(result); // 結果を表示する
【Processing】sq()関数はどんな表現で使えそうか
2乗を使って図形を描きやすくするときに使えると思いました。
【Processing】sq()関数を使ってみた感想
文系で、数学がすっごく苦手なのでマイナス×マイナスがプラスになることも忘れていいました。
やりたい表現があるので、数学も頑張ろうと思います。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。