今回の記事の目的はProcessingの「for
とwhile
の違い」を理解し、どう使うのかを決めること。
Xでシンギュリラさんに教えていただいたこともふまえて、今回の記事を書いております。
【Processing】forとwhileの違い
違いの中で紹介しているコードは、for
とwhile
どちらも以下の画像の実行結果となります。
for
について
構文for (初期化; 条件; 更新) {
コード
}
whileと同じ結果になる例size(500, 500);
background(255);for (int i = 0; i < 550; i = i + 50) {
ellipse(i, 250, 50, 50);
}
- ループに必要な内容を1行で書くことができる
- whileよりも書くことを少なくできる
- 慣れてないと1行を読むのに時間がかかる(何回も上の行を読んだり下の行を読んでしまう)
- 一般的には、forループの方がコードが簡潔で読みやすくなることが多いため、繰り返し回数が決まっている場合にはよく使われる
- 2個以上forを使って、コードを書くことができる
while
について
構文while (条件式) {
コード
}
forと同じ結果になる例size(500, 500);
background(255);int i = 0;
while (i < 550) {
ellipse(i, 250 , 50, 50);
i = i + 50;
}
- 変数、条件、更新の行を分けて書くことで、初心者の人にとって何をしているのか分かりやすいと思う(僕はそう感じた)
- 上から順番に読んでいって分かりやすい(冒頭に載せたXのシンギュリラさんがおっしゃるようにスッキリしている)
- forよりも書く行が増える
- 2個以上whileを使ってコードを書くことができる
【Processing】forとwhileどちらを使うのか
Processingでは、for
を使うのが一般的みたいなのでfor
を使います。
ただ、for
ではちょっと読みにくいなって条件になったときは、while
を使って書こうと思います。
【Processing】forとwhile両方使うことで、別の表現のアイデアが描けるかもしれない
初心者の段階の僕が思うには、for
の方が1行で初期化、条件式、更新と詰め込まており、頭を使うのが多いと感じています。なのでfor
の方はちょっと初心者なりに複雑な表現に挑戦するときに使うといいかも。
while
の方は変数、条件式、更新と行を分けて書くので、シンプルな表現をしたいときに使うといいと思いました。
【Processing】forとwhileを使うときの注意点
forとwhileを使うときは、どちらか1つに統一すること。
1つのプログラムでforを使って、whileも使ってってなるとすごく読みづらくなると思います。
(ん?ん?)って固まる時間が増えそう。
最後にまとめると、僕は基本的にはfor
で、表現のアイデアに困ったときはwhile
で書きます。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。