ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「radians()関数」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】radians()関数について
radians()関数について
- radiansは、角度の単位という意味
- 角度は通常、度(°)を使って表されることが多いけど、数学やプログラミングでは、ラジアン(弧度法の単位)を使うことが一般的
- 例えば、90度をラジアンに変換するには、
radians(90)
と書くと、値はπ/2ラジアンになる。これを使うと、三角関数やグラフィックス処理で角度を簡単に扱えるようになる - もしくは、
radians(90)
を使うと、この90度を「1.57」という数字(ラジアン)に変換できる- 角度0度のラジアン(数値)は0.00
- 角度90度のラジアン(数値)は1.57
- 角度180度のラジアン(数値)は3.14
- 角度270度のラジアン(数値)は4.71
- 例えば、90度をラジアンに変換するには、
- ラジアンは三角関数(例えば
sin()
やcos()
)でよく使う単位。三角関数を使って図形を描くときに便利 - 【注意点】度とラジアンを間違えないこと。度を使うときは
degrees()
関数を使う
【Processing】radians()関数の書き方【構文】
radians()関数の書き方【構文】
radians(角度)
- 「角度をラジアンに変換する」って意味
【Processing】radians()関数の使い方【画像とコード】
角度をラジアンに変換させる
//日本語を表示させるために必要
PFont font = createFont("Meiryo", 50); textFont(font);
float deg = 90.0; // 角度は90度
float rad = radians(deg); //90度をラジアンに変化させる
// 角度とラジアン数値をコンソールに表示させる
// ラジアンは約1.57になる
println(deg + " 度 " + rad + " ラジアン(数値)");
円弧を描く
size(500, 500); // ウィンドウサイズを500x500に設定
background(255); // 背景色を白に設定
noStroke(); // 輪郭線を描かないように設定
fill(255, 165, 0); // 塗りつぶしの色をオレンジに設定
arc(250, 250, 300, 300, 0, radians(90)); // 中心が(250, 250)、幅と高さが300のradiansを描く
【Processing】radians()関数はどんな表現で使えそうか
三角関数を使った表現で使います。
【Processing】radians()関数を使ってみた感想
この記事を書いて、角度とラジアンは違うと分かって良かったです。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。