ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「PShape.getVertexY()
」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】PShape.getVertexY()について
PShape.getVertexY()について
PShape.getVertexY()
は、形の頂点のX座標を取得する、という意味- Processingでは、
PShape
というオブジェクトがあります- 図形を表すオブジェクト
- その図形の中の特定の点のY座標(横の位置)を知りたいときに、
getVertexY()
という命令を使います
PShape.getVertexY()
は流れの中でPShape
、beginShape()
、endShape()
と一緒に使うことが多い
【Processing】PShape.getVertexY()の使い方【画像とコード】
8行目の「0」は1番最初の点を指定することができる。
「1」にすると、2番目の点を指定することができます。
PShape shape;
shape = createShape();
shape.beginShape();
shape.vertex(30, 20); // 1番目の点
shape.vertex(85, 20); // 2番目の点
shape.endShape(CLOSE);
float y = shape.getVertexY(0); // 一番目の点のY座標を取得
println(y); // 結果を表示
Processing】何のためにPShape.getVertexY()を使って、形の頂点のX座標を取得するのか
図形の位置や形状をさらに操作したり、何か特別な効果を加えるため。
たとえば、図形がどの位置にあるのかを確認したり、他の図形と比較して配置を整えたりすることができます。
具体的には、
図形の頂点の座標を取得し、アニメーションや動きを加える。
複数の図形の位置関係を確認し、正確に配置する
プログラムの中で図形をもっと自由に、そして正確に操作できるようになります。
使う場面によっては、他の座標と組み合わせたり、計算に利用することも可能に。
【Processing】PShape.getVertexY()で四角形の頂点の座標をコンソールに表示させる
PShape rectangle;
void setup() {
size(200, 200);
rectangle = createShape();
rectangle.beginShape();
rectangle.vertex(50, 50); // 一番目の頂点
rectangle.vertex(150, 50); // 二番目の頂点
rectangle.vertex(150, 150); // 三番目の頂点
rectangle.vertex(50, 150); // 四番目の頂点
rectangle.endShape(CLOSE);
// 一番目の頂点のX座標を取得
float y = rectangle.getVertexY(0);
println("一番目の頂点のY座標: " + y);
}
void draw() {
background(255);
shape(rectangle);
}
【Processing】PShape.getVertexY()はどんな表現で使えそうか
図形を使った表現をしていて、コードが長くなったときに、ここの頂点のY座標の数値っていくらだっけ?と知りたいときに便利。
【Processing】PShape.getVertexY()を使ってみた感想
【Processing】PShape.getVertexX()の使い方【図形の中の特定の点のX座標(横の位置)を知る】と内容が似ていたので、楽に理解できました。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。