【Processing】blendModeで画像を表現するときの見え方の違い【10種類】

【Processing】blendModeで画像を表現するときの見え方の違い【10種類】
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ワタタク

ProcessingのblendModeで、画像を表現するときのみえ方の違いを知りたいな。

ということで、画像の見え方の違いを10種類まとめました。

画像表現を変えたいときにblendModeを使うと、今までとは違った表現ができて、新しい発見があるかもしれません。

ワタタク

参考にしてくださいね。

この記事を書いた人

クリエイティブコーダー Watataku のプロフィール写真
ワタタク(Watataku)

上達の研究家 / アーティスト

「才能」ではなく「論理(システム)」で、人の心を動かす機能するアートを探究中

【文系・36歳・未経験】から独学でクリエイティブコーディングに挑戦し、独自の思考法で以下の実績を達成

  • 開始1年8ヶ月目までに公募6つに挑戦し、3つ入選(勝率50%)
  • 開始1年9ヶ月目に、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー49階 スカイガーデン&プールのために制作した作品が展示される
目次

【Processing】blendModeの構文

blendModeの書き方
構文blendMode(10種類のblendModeのどれか1つ);
10種類のblendModeのどれか1つの部分に入力する内容について【1】BLEND
【2】ADD
【3】SUBTRACT
【4】DARKEST
【5】LIGHTEST
【6】DIFFERENCE
【7】EXCLUSION
【8】MULTIPLY
【9】SCREEN
【10】REPLACE
入力したらどうなるか入力したblendModeの内容によって表現が変わる

【Processing】blendModeで画像を表現するときの見え方の違い【10種類】

  • BLEND
  • ADD
  • SUBTRACT
  • DARKEST
  • LIGHTEST
  • DIFFERENCE
  • EXCLUSION
  • MULTIPLY
  • SCREEN
  • REPLACE

上記の10種類のblendModeによる表現を、下記の2種類の画像を使って見え方の違いを確認していきます。

画像1。

この先で書いているコードでは、

PImage img1;
img1 = loadImage(“1.jpg”);

画像2。

この先で書いているコードでは、

PImage img2;
img1 = loadImage(“2.jpg”);

【1】BLEND

ワタタク

初期設定のモード。

後に書いたコードの画像の方が表示されました。

size(1200, 630);
blendMode(BLEND);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【2】ADD

ワタタク

ADDは加算って意味。

白色を最大値として合成されるので、真っ白に。

組み合わせる写真によっては結果は違うと思います。

size(1200, 630);
blendMode(ADD);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【3】SUBTRACT

ワタタク

SUBTRACTの意味は減算。

真っ黒になりました。

size(1200, 630);
blendMode(SUBTRACT);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【4】DARKEST

ワタタク

DARKESTの意味は最も暗い。

最も暗い色を使いながら、表現されました。

size(1200, 630);
blendMode(DARKEST);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【5】LIGHTEST

ワタタク

LIGHTESTの意味は最も明るい。

最も明るい部分の確認をしたいときに使えるなぁと感じました。

size(1200, 630);
blendMode(LIGHTEST);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【6】DIFFERENCE

ワタタク

黒っぽい表現になりました。

size(1200, 630);
blendMode(DIFFERENCE);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【7】EXCLUSION

ワタタク

EXCLUSIONは除外という意味。

にごった感じですね。

size(1200, 630);
blendMode(EXCLUSION);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【8】MULTIPLY

ワタタク

MULTIPLYは掛け合わせるという意味。

ちょっとDIFFERENCEに似た感じの色合いになった。

size(1200, 630);
blendMode(MULTIPLY);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【9】SCREEN

うっすらと2枚の写真が重なって写ってますね。

size(1200, 630);
blendMode(SCREEN);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

【10】REPLACE

BLENDみたいな表現。

size(1200, 630);
blendMode(REPLACE);
PImage img1;
PImage img2;
img1 = loadImage("1.jpg");
img2 = loadImage("2.jpg");
image(img1, 0, 0);
image(img2, 0, 0);

ProcessingでblendModeで、画像を表現するときに気をつけたいエラー

  • ADDなどを入力するときは大文字で
  • SUBTRACTをSUBSTRACTと入力しないこと(両方とも何かを取り除くという意味)

【Processing】blendModeで画像を表現しているときに感じた疑問1つを解決

blendModeで画像を表現するときの見え方の違いを効率よく確認する方法はない?

僕なりに考えた結果、photoshopの描画モードで確認するのが早いですね。

他のソフトでもphotoshopの描画モードのような機能があるなら、そちらを使ってもいいですね。

【Processing】blendModeで画像を表現する方法を学ぶと、世界の見え方がこう変わる

頭の中で、街並みを2枚撮影し、blendModeを使うとどうなるのかを考えることができるようになりました。

ちゃんとしたイメージをするのは難しい。

今日はblendModeのADDのイメトレしようか。みたいな感じで決めておくと練習しやすい。

blendModeで画像を使えば、作品のイメージを細かく調整して表現できるようになる

blendModeで画像を編集することは、料理でいう塩とこしょうみたいなものだと思います。

ちょっとした工夫で、画像表現を細かく調整したり、違ったものになるからです。

blendModeは使いこなすのは難しいが、使いこなすと画像の表現力がアップ。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

ワタタク(Watataku)
上達の研究家
アナログ絵画(2025.11~) × クリエイティブコーディング(2024.3~)

「不完全な人間(Analog)」が、「完全な論理(Algorithm)」を武器にどこまで行けるか。

手描きの一本の線(One)をコードで無限(All)に拡張し、再び一つの作品へ定着させる。「才能」ではなく「発見」と「システム」で描く、人生をかけた実験記録。

溢れる思考を、独自の脳内OS「Watataku Blueprint」で整理し、初心者から世界で活躍するまでの「激闘」と「攻略本」を公開しています。

▼【創作×上達】思考を「作品」に変える、モレスキン6冊の運用設計図
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