トップページに、Processingについて書いた記事を、辞書のように見つけやすくしてみました

【Processing】endDraw()の使い方【一時的なキャンバスのようなもので、複数の操作をまとめて行いたい処理を終えるときに使う】

【Processing】endDraw()の使い方【一時的なキャンバスのようなもので、複数の操作をまとめて行いたい処理を終えるときに使う】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「endDraw()」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】endDraw()について

endDraw()について
  • 英語のendDrawは「描くことを終える」という意味
  • endDraw()は、一時的なキャンバスのようなもので、複数の操作をまとめて行いたい処理を終えるときに使う
  • 【注意点】beginDraw()と一緒に使うこと

【Processing】endDraw()の書き方【構文】

endDraw()の書き方【構文】

beginDraw(); // 絵を描き始める
// ここに描きたい内容を書く
endDraw(); // 絵を描き終える

【Processing】endDraw()の使い方【画像とコード】

beginEnd()を使わなくても実行できますが、beginEnd()にはメリットがあります

一度に多くの描画操作を行いたい場合、beginEnd()を使うことでその内容を明確に区切って管理できます。例えば、アニメーションや複雑なグラフィックの描画を行うときに便利です。

// キャンバスを2つ作成
PGraphics pg1; // キャンバス1のための変数
PGraphics pg2; // キャンバス2のための変数

void setup() {
  size(400, 200);  // メインキャンバスのサイズを指定(幅400、高さ200)

  // キャンバスを初期化
  pg1 = createGraphics(200, 200); // キャンバス1を200x200のサイズで作成
  pg2 = createGraphics(200, 200); // キャンバス2を200x200のサイズで作成
  
  // キャンバス1に描画
  pg1.beginDraw(); // キャンバス1に描画を開始
  pg1.background(255);  // 背景を白に設定
  pg1.fill(255, 0, 0);  // 描画の塗りつぶし色を赤に設定
  pg1.ellipse(100, 100, 150, 150);  // 赤色の丸を描く(中心: 100, 100、幅と高さ: 150, 150)
  pg1.endDraw(); // キャンバス1への描画を終了
  
  // キャンバス2に描画
  pg2.beginDraw(); // キャンバス2に描画を開始
  pg2.background(255, 255, 0);  // 背景を黄色に設定
  pg2.fill(0, 0, 255);  // 描画の塗りつぶし色を青に設定
  pg2.rect(50, 50, 100, 100);  // 青色の四角を描く(位置: 50, 50、幅と高さ: 100, 100)
  pg2.endDraw(); // キャンバス2への描画を終了
}

void draw() {
  background(200); // メインキャンバスの背景色をグレーに設定

  // メインキャンバスにキャンバス1を表示
  image(pg1, 0, 0); // キャンバス1を左側に表示

  // メインキャンバスにキャンバス2を表示
  image(pg2, 200, 0); // キャンバス2を右側に表示(キャンバス1の隣)
}

【Processing】endDraw()を使ってみた感想

複数の図形などを表示するときは、beginEnd()を使おうと思います。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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