【Processing】cursor()関数の使い方【なんの操作をしているのか分かりやすくする】

【Processing】cursor()関数の使い方【なんの操作をしているのか分かりやすくする】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「cursor()関数」を理解し、自分なりに使ってみること。

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

動きのある画像は、コードではなく、GIF画像編集で無限再生されるようにしています。

目次

【Processing】cursor()関数について

cursor()関数について
  • cursorは英語で、パソコンのマウスカーソルの意味。矢印マークのこと
  • Processingでcursor()関数を使うと、マウスカーソルの形を変えることができる
  • Processingのcursor()関数には6種類の形がある

【Processing】cursor()関数の主な書き方

以下の6種類がある。

cursor(ARROW);
cursor(CROSS);
cursor(HAND);
cursor(MOVE);
cursor(TEXT);
cursor(WAIT);

【Processing】cursor()関数の使い方【画像とコード】

マウスを動かすと6種類のマウスカーソルに変化するプログラム。

【Processing】cursor()関数の使い方【画像とコード】
void setup() {
  size(500, 500); 
  background(0);
}

void draw() {
  if (mouseX < 50) {
    cursor(ARROW); // マウスが左端にあるときは矢印
  } else if (mouseX < 100) {
    cursor(CROSS); // 次のエリアではクロス
  } else if (mouseX < 200) {
    cursor(HAND); // 次のエリアでは手の形
  } else if (mouseX < 300) {
    cursor(MOVE); // 次のエリアでは移動カーソル
  } else if (mouseX < 400) {
    cursor(TEXT); // 次のエリアではテキストカーソル
  } else {
    cursor(WAIT); // それ以外のエリアでは待機カーソル
  }
}

【Processing】cursor()関数はどんな表現で使えそうか

  • ゲームやパソコン画面の操作で、マウスカーソルを変えることで、どんな操作をしているのか分かりやすくする。今、ロード中ですとか。
  • クリックできる部分を手の形に変えると、クリックできると分かってもらいやすい
  • ページを縦横にスクロールできると示すときに使う
  • 文字を入力するカーソルなんだと示すときに使う

【Processing】cursor()関数を使ってみた感想

cursor(HAND);の手の形のマウスカーソル、最近あんまり見ない。久しぶりに見た気がする。

パソコンの設定でマウスカーソルを手の形にできると思うけど、やっぱりcursor(ARROW);の矢印が一番落ち着くし、分かりやすい。

ワタタク(Watataku)
上達の研究家
アナログ絵画(2025.11~) × クリエイティブコーディング(2024.3~)

「不完全な人間(Analog)」が、「完全な論理(Algorithm)」を武器にどこまで行けるか。

手描きの一本の線(One)をコードで無限(All)に拡張し、再び一つの作品へ定着させる。「才能」ではなく「発見」と「システム」で描く、人生をかけた実験記録。

溢れる思考を、独自の脳内OS「Watataku Blueprint」で整理し、初心者から世界で活躍するまでの「激闘」と「攻略本」を公開しています。

▼【創作×上達】思考を「作品」に変える、モレスキン6冊の運用設計図
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