【Processing】second()関数の使い方【今の秒数を表示してくれる】

【Processing】second()関数の使い方【今の秒数を表示してくれる】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「second()関数」を理解し、自分なりに使ってみること。

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ワタタク(Watataku)

上達の研究家 / アーティスト

「才能」ではなく「論理(システム)」で、人の心を動かす機能するアートを探究中

【文系・36歳・未経験】から独学でクリエイティブコーディングに挑戦し、独自の思考法で以下の実績を達成

  • 開始1年8ヶ月目までに公募6つに挑戦し、3つ入選(勝率50%)
  • 開始1年9ヶ月目に、虎ノ門ヒルズ ステーションタワー49階 スカイガーデン&プールのために制作した作品が展示される

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

動きのある画像は、コードではなく、GIF画像編集で無限再生されるようにしています。

目次

【Processing】second()関数について

second()関数について
  • secondは英語で「秒」を意味する
  • second()は、現在の秒の値(0から59)を表示する関数
  • 【注意点】0から59までの整数を表示するだけなので、プログラムの中でそれをどう使うか考える必要がある

【Processing】second()関数の書き方【構文】

second()関数の書き方【構文】
  • second()

【Processing】second()関数の使い方3つ【画像とコード】

【1】プログラム実行時点での、今の秒数をコンソールに表示させる

int nowSecond = second();
println("今の秒数は " + nowSecond + " です");

【2】0~59までの秒数をカウントさせ続ける

void setup() {
  size(200, 200);
  textSize(32);
}

void draw() {
  background(255);
  int nowSecond = second();
  fill(0);  // 文字色を黒に設定
  text(nowSecond, 50, 100);
}

【3】秒ごとに色が変わる円を書く

10行目の解説あり。

void setup() {
  size(400, 400);
  colorMode(HSB, 255);  // 色をHSB(色相、彩度、明度)モードに設定
}

void draw() {
  background(255);
  int nowSecond = second();
  // 秒に応じて色を設定(HSBモード)
  fill(map(nowSecond, 0, 59, 0, 255), 200, 200);
  ellipse(width / 2, height / 2, 200, 200);
}

10行目のmap()関数を使う理由は、ある範囲の数字を別の範囲の数字に変えるため。

例えば、second()関数は0から59までの数字を教えてくれるけど、色の値は0から255までの範囲で表現されることが多い。このままだと直接使えないので、map()関数を使って0から59の秒数を0から255の色の値に変換する。

学校の先生が成績をAからFに変えるみたいな感じ。今の秒数を、色に変えるための特別な「計算」をしてくれるんだ。

つまり、map()関数は、数字を新しい範囲に「移動」させるための便利な道具。

関連記事:【Processing】map()関数の使い方【ある範囲の数字を別の範囲に変換する】

【Processing】second()関数はどんな表現で使えそうか

秒ごとに形を変えたり、時計のような表現ができますね。

【Processing】second()関数を使ってみた感想

秒ごとに、自分の作った作品を、スライドショーのように表示させていくのも良さそう。

ポートフォリオとしても使えるだろうし、アニメーションみたいな使い方もできる。

パラパラ漫画みたいな表現もできるだろうし、表現の可能性がかなり広げてもらえて学んで良かったと思う。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

ワタタク(Watataku)
上達の研究家
アナログ絵画(2025.11~) × クリエイティブコーディング(2024.3~)

「不完全な人間(Analog)」が、「完全な論理(Algorithm)」を武器にどこまで行けるか。

手描きの一本の線(One)をコードで無限(All)に拡張し、再び一つの作品へ定着させる。「才能」ではなく「発見」と「システム」で描く、人生をかけた実験記録。

溢れる思考を、独自の脳内OS「Watataku Blueprint」で整理し、初心者から世界で活躍するまでの「激闘」と「攻略本」を公開しています。

▼【創作×上達】思考を「作品」に変える、モレスキン6冊の運用設計図
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