今回の記事の目的はProcessingの「min()
関数」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】min()関数について
min()関数について
min()
は英語で「minimum(最小)」という意味ですmin()
関数は、2つ以上の数の中から一番小さい数を見つける関数- 例えば、3つの数5、3、8の中から一番小さい数を探すことができます
min()
関数は、テストの点数や物の重さなど、数の中で一番小さいものを見つける時に便利- 図形表現でも使える。記事の最後の方に画像とコードあり
min()
関数は数字にのみ使えるmin()
関数を使う時は、2つ以上の数を入力する必要がある
【Processing】min()関数の書き方【構文】
min()関数の書き方【構文】
min(a, b)
- a, bも数値
min(a, b, c)
- a, b,cも数値
min(list)
- プログラミングでは、複数の数やデータを一つの箱にまとめて保管する。その箱を「リスト」と呼ぶ
- おもちゃ箱に例えると分かりやすいです。その中に5個、3個、8個のおもちゃが入っているとする。このおもちゃ箱が「list(リスト)」
- プログラミングでは、複数の数やデータを一つの箱にまとめて保管する。その箱を「リスト」と呼ぶ
数のデータの型は、floatでもintでも使えます。
【Processing】min()関数の使い方3つ【画像とコード】
【1】min(a, b)の例
int a = 4;
int b = 6;
int smallest = min(a, b);
println("一番小さい数は " + smallest);
【2】min(a, b, c)の例
float a = 2.6;
float b = 6.3;
float c = 11.1;
float smallest = min(a, b, c);
println("一番小さい数は " + smallest);
【3】min(list)の例
int[] numbers = {5, 3, 8};
int smallest = min(numbers);
println("一番小さい数は " + smallest);
【Processing】min()関数はどの構文の書き方で書くのがいいのか
min(list)
の書き方がおすすめな理由。
リストを使うと、特に複数の数を扱う場合には便利です。
たくさんの数を一度に扱いたい場合、リストを使うことでコードがシンプルで見やすくなります。
メリット
- コードが短くなる
- 複数の数を一度にまとめられるので、変数を何度も定義する必要がありません。
- 管理がしやすい:
- 数が多くなっても、リストを使えば一つの変数で管理できます。
- 柔軟性がある:
- リストは要素を追加・削除しやすく、ループを使って一括処理もできるので便利
【Processing】min()関数を図形表現で使う例
二つの円の半径を比較して、小さい方の円を描く時に使えます。
float radius1 = 50;
float radius2 = 30;
float minRadius = min(radius1, radius2);
ellipse(50, 50, minRadius, minRadius); // 最小半径の円を描く
半径50と30の円のうち、半径30の円が描かれます。min()
関数を使うことで、どちらが小さいかを簡単に判断できる。
長方形の幅や高さの小さい方を選んで、そこに収まるように図形を描くことも可能。
【Processing】min()関数を使ってみた感想
図形表現で、小さい方を選んで書いてくれるのは便利だと思いました。
Processingすごい。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。