ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「get()
」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】get()について
get()について
- getは英語で得るという意味があります
- Processingのgetの意味は、読み取ると考えたほうが分かりやすいです
get()
は画像を読み取ります- データ型はPImageを使う必要がある
- int 変数名とか float 変数名のような書き方を、PImage 変数名と書く
- 【注意点】
get()
を使うときは、取り出す場所(座標)がちゃんと存在するか確認すること。間違った場所を指定するとエラーが出るある
【Processing】get()の構文
get()の構文
get()
- 画像を読み取る
get(x, y)
- xは読み取った画像の横の位置
- yは読み取った画像の縦の位置
get(x, y, w, h)
- wは読み取った画像の横のサイズ
- hは読み取った画像の縦のサイズ
【Processing】get()の使い方【画像とコード】
【1】画像を読み取って、別の位置に描く
// 変数 bledlake と crop を宣言
PImage bledlake, crop;
void setup() {
// キャンバスのサイズを 1000x1000 ピクセルに設定
size(1000, 1000);
// 画像ファイル "bledlake.jpg" を読み込んで bledlake に保存
bledlake = loadImage("bledlake.jpg");
// 線を描画しないように設定
noStroke();
}
void draw() {
// bledlake 画像をキャンバスの左上に描画
image(bledlake, 0, 0);
// 画面全体の画像を取得して crop に保存
crop = get();
// 取得した画像をキャンバスの (400, 600) の位置に描画
image(crop, 400, 600);
}
【2】画像を読み取って、サイズを変えて別の位置に描く
// 変数 bledlake と crop を宣言
PImage bledlake, crop;
// キャンバスのサイズを 1000x1000 ピクセルに設定
size(1000, 1000);
// 画像ファイル "bledlake.jpg" を読み込んで bledlake に保存
bledlake = loadImage("bledlake.jpg");
// 線を描画しないように設定
noStroke();
// bledlake 画像をキャンバスの左上に描画
image(bledlake, 0, 0);
// 画面全体の画像を取得して crop に保存
crop = get();
// 取得した画像をキャンバスの (400, 600) の位置に描画しサイズを変更
image(crop, 400, 600, 200, 200);
【3】画像の特定の位置の色を読み取る
// 変数 bledlakeを宣言
PImage bledlake;
void setup() {
// キャンバスのサイズを 1000x1000 ピクセルに設定
size(1000, 1000);
// 画像ファイル "bledlake.jpg" を読み込んで bledlake に保存
bledlake = loadImage("bledlake.jpg");
// 線を描画しないように設定
noStroke();
}
void draw() {
// bledlake 画像をキャンバスの左上に描画
image(bledlake, 0, 0);
// (100, 100) の位置の色を取得して c に保存
color c = get(100, 100);
// 取得した色で塗りつぶし設定
fill(c);
// (500, 500) の位置に 400x400 ピクセルの四角を描画
rect(500, 500, 400, 400);
}
【Processing】get()を使ってみた感想
写真表現をするときに、get()関数を使おうと思います。
写真が好きな僕はめっちゃ使う関数になると思う。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。