【読んだ本の効果】[普及版]ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド マット・ピアソン 著【迷わずジェネラティブ・アートを作れるようになりたいならこの1冊!!】

【読んだ本の効果】[普及版]ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド マット・ピアソン 著【迷わずジェネラティブ・アートを作れるようになりたいならこの1冊!!】
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ワタタク

[普及版]ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド」という本を読んで「学んだこと5つ・どのような作品をつくれたか」を伝え、購入するかどうかの判断をしやすくしてもらうのが目的の記事です。

この記事を書いた人

なぜ[普及版]ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイドを購入したか
ワタタク

【2025年1月28日の時点での執筆者の状況】

  • 2024年3月15日からクリエイティブコーディングの勉強内容のアウトプットを開始(30代半ば、文系の独学)
  • Processingの基礎構文のアウトプットを終え、作品制作を開始。約28作品つくった
  • 作品制作と同時に、やっていないクリエイティブコーディングの参考書に取り組んでいる

【なぜ「[普及版]ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイド」を購入したか】

  • ジェネラティブ・アートとは何なのかを理解したかった

[普及版]ジェネラティブ・アート Processingによる実践ガイドを「読んで最も良かったこと。

ジェネラティブ・アートとは何かが分かり、理解が深まった」こと。

読む前は「ジェネラティブ・アートってなんだろう?」と思っていたのですが、読んでからは、迷わずに「ジェネラティブ・アートを作るぞ」って思いながらつくれるようになりました。

著者のマット・ピアソンさんの文章は個性的で、言葉を調べながらじっくり読む必要がありますが、別の角度からの視点による解説だからこそ、ジェネラティブ・アートとは何かが分かりました。

Processingのチュートリアルを終えて、「もっとクリエイティブコーディングに詳しくなりたい」と思っている人にはぴったりの1冊。

ノイズやフラクタルを使った表現に興味がある人にもおすすめです。

著:マット・ピアソン, 著:Matt Pearson, 翻訳:沖 啓介, 読み手:久保田 晃弘
¥1,940 (2025/09/18 04:26時点 | Amazon調べ)
目次

読んで学んだこと5つ

【1】どういう表現がジェネラティブ・アートなのか

冒頭でもお伝えしましたが、迷わずにジェネラティブ・アートを作れるようになりますね。

ジェネラティブ・アートとは何かをはっきり書いてくださっているので分かりやすかったです。

【2】ジェネラティブ・アーティストはカオスとロジックをどの位置からどう見るか

P31にウィリアム・ブレイクという画家が描いたニュートンの絵が載っています。

その項目に、カオスとロジックをジェネラティブアーティストはどのように見るのか解説をしてくださっていて、作品の見方が激変。

この気づきはこの本を読まないと得られないことでした。

【3】日本語の語彙力もつく

補遺とか。

僕は思考力をつけたくて、語彙力ノートを作成しています。

プログラミング関連で知らない言葉もけっこう出てきたので、たくさんメモしました。

【4】創発・自律性・フラクタルという作品ジャンルにも詳しくなる

本の後半に「創発・自律性・フラクタル」の項目が出てきて、一気に難しくなります。

それぞれの項目で、著者のマット・ピアソンさんの視点で解説をしてくださっていて、作品のコードもあるので実際に表現することができます。

個人的には1番最後の動くフラクタルが好き。

【5】パソコンのメモリって大切だなってこと

フラクタルを作ったとき、動作が重くなったことをきっかけに、パソコンのメモリやグラフィックボードについて調べました。

使用しているパソコンのメモリ16GBなんですよね。

約5年前によく調べずかっこよさだけで、買ってしまったんです。

今後、クリエイティブコーディングをやり続けるならメモリが32GBや64GBの購入も考えます。

どのような表現を中心に作成していくのかにもよりますね。

まぁでもいろいろと余裕を持ちたいなら、64GBがほしいなぁ。

読んだことをきっかけに作ることができた作品2つ

ご紹介している2つの表現は、本を読んで自分なりに変えた表現です。

リサジュー曲線とジュリア集合は本には載っていません。

リサジュー曲線は興味があって作ってみたかったので、本の内容と組み合わせて作成。

ジュリア集合は、マンデルブロ・フラクタルを調べていて知ったのがきっかけ。

コードはProcessingではなく、p5.jsにしている関連記事を載せています。

【1】リサジュー曲線とノイズと繰り返しを使った表現

【作品No.26】リサジュー曲線たち【p5.js 2025年1月26日】

【コードありの関連記事】:【作品No.26】リサジュー曲線たち【p5.js 2025年1月26日】

【2】ジュリア集合

【作品No.28】ジュリア集合【p5.js 2025年1月27日】

【コードありの関連記事】【作品No.28】ジュリア集合【p5.js 2025年1月27日】

次にやること

次はProcessingではじめる ビジュアル・デザイン入門 直感と論理をきたえるプログラミング  著:三井和男をやります。

やったことがない表現がたくさんあり、解説もとても分かりやすそうです。

真似してみたいと思った表現を、自分なりに変えてつくっていきます。

ワタタク(Watataku)
クリエイティブコーダー/アーティスト
AIと共に、「人の心に寄り添う、機能するアート」を探究しています。

ここは、その思索と創造の全記録を記す、思考の実験室(アトリエ)です。

僕の創作の源泉は、人生経験そのものです。
不当な出来事や、精神的な支配の中で、私の心は何度も粉々に砕け散りました。しかし、その一つ一つの破片をどのようにすれば鮮やかな絵の具にできるかを考え、ゆっくり心のパレットに色を整えていきました。その、長い、長い、自身との対話の果てに「人の役に立つアートを作りたい」という考え方にたどり着きました。

かつて、僕の武器は、アコースティックギター弾き語りと、カメラでした。
オリジナルソングの演奏でお客様投票1位となった「物語の力」。
世界20カ国の旅で培った、多様な「視点」。

今、僕は、それら全ての経験を、「コード」という、新しい言語で、世界に問いかけています。

このブログでは、作品の制作過程や、日々の発見、そして、僕自身の上達の軌跡を記録していきます。

僕の旅が、あなたの日常を、ほんの少しでも豊かにするための、光になることを願って。

クリエイティブコーディングロード運営者 ワタタク
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