ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「mag()
」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】mag()について
mag()について
- magはmagnitudeの略で、英語では「大きさ」や「強さ」という意味
mag()
は2つの数字(xとy)が作る線がどれだけ長いかを教えてくれます- まるで定規で線を測るみたいなもの
- 構文:
mag(x, y)
- xとyがどれだけ大きいか調べる
- 【注意点】
【Processing】mag()の使い方【画像とコード】
なぜ5.0になるのかは後述
// 画面の大きさを設定
size(200, 200);
// 背景を白に
background(255);
PFont font = createFont("Meiryo", 50); textFont(font);
// xとyの値を設定
float x = 3;
float y = 4;
// mag()を使って長さを計算
float length = mag(x, y);
// 計算結果を表示
fill(0); // 文字の色を黒に
textSize(16); // 文字サイズを設定
text("長さ: " + length, 50, 100); // 計算結果を表示
上記のコードの結果がなぜ5.0になるのか?(どういう計算が行われているか)
このコードの中でmag(x, y)
が5になる理由は、ピタゴラスの定理に基づいているからです。
ピタゴラスの定理では、直角三角形の斜辺(長い方の辺)の長さは、他の2辺の長さの二乗の和の平方根です。この場合、xとyは直角三角形の2つの辺の長さを表しています。
上記のコードでは
- x = 3
- y = 4
この場合、斜辺(hypotenuse)の長さは次のように計算される
なのでmag(3, 4)
は5を返します。
この計算方法は、数学の基本的な概念であり、ベクトルの大きさや2点間の距離を計算する際に非常に役に立つ。
【Processing】mag()を使ってみた感想
ピタゴラスの定理が出てきた。
Processingも数学を頑張ろうと思える。
本格的に取り組むときは必要な数学だけに取り組むことにする。
小学校4年生くらいからの数学を全部やろうとしないこと。おそらく挫折する。
それでは今日もレッツワクワクコーディング。