
どうもワタタクです。
20代だった頃、僕は船の中で、アコースティックギターを弾き語りしていました。
ある夜、演奏を終えた僕に一人の乗客が声をかけてくれました。 「悲しいことがあったんやけどな。兄ちゃんの歌をきいて、元気が出たわ。ありがとう。」
その、たった一言の「ありがとう」が、僕の創作における原点の1つです。
この記事を書いた人


- クリエイティブコーダー / アーティスト
- 「人の心に寄り添う、機能するアート」を探究しています
- アートとテクノロジーが、社会や個人のウェルビーイングにどう貢献できるかに、関心があります
新しい問い:「人の役に立つアート」とは何か?
「クリエイティブコーディングでも、あの時のように、人の心を動かし、『ありがとう』と言ってもらえるような、作品は、作れないだろうか?」。
そんな時、出会ったのが、清和ビジネス様とNEORT様が主催する、公募「#unote」でした。 テーマは「UN:Oの空間のためのデジタルアート」。
UN:Oは、オフィス空間デザインを手がける清和ビジネスのサテライトオフィスで、「組織の枠を超え、ビジョンに共感する仲間との“つながり”を育む場」をコンセプトにデザインされました。
社内だけでなく、ブランドビジョンに共感してくれる外部のパートナー企業様と共に、組織の枠を越えたプロジェクトの誕生を目指しています。 人が人を呼び、人や仕事(プロジェクト)が自然発生的に集まるための起点となることを目指す空間において、デジタルアートが果たせる役割とは何か。
この企画を通じて、オフィスという日常の場におけるアートの可能性を探ります。
#unoteより引用 https://neort.io/challenge/d2dehgeq84h4agv4g5ng
この問いと向き合う中で、僕は、ついに、自分だけの答えに、たどり着きました。
僕の答え:心を支える、3つの「機能するアート」
僕が見つけ出した答え。それは、アートは、単なる「装飾」であるだけでなく、人の心に寄り添い、その活動を支える「機能」を持つことができる、ということでした。
僕は、「UN:Oで働く人」という、ただ一人の、大切な相手のために、3つの、異なる「機能」を持つ、アートの三部作を、設計し、提出しました。
- 静寂を打つ光: 創造のサイクルを表現し、思考のリズムを整える「精神のメトロノーム」
- 自分に、まる: 努力の過程を、無条件に肯定する「視覚的なケア」
- 集中の起点: 思考のノイズを鎮めるための「視覚的なアンカー」



提出した作品それぞれにBGMをつけたのでよかったら聴いてみてくださいね。
1 静寂を打つ光
2 自分に、まる
3 集中の起点
これからの、僕の道
今回の挑戦で、僕は、多くの「発見」をしました。
- アートは、思想を描くことができる
- 本気でつくったと言える作品とは、どれだけテーマについて考え抜いたか
「すごい」や「うまい」と言われるだけでなく、「ありがとう」と感謝してもらえるクリエイティブコーダー/アーティストになりたい。
今回の反省点はアウトプットをすぐにしなかったこと。アウトプットはすぐする。たまったら大変。
これからも一つ一つの挑戦に向き合い、その過程と、発見を、この場所で発信し続けます。



それでは今日もレッツワクワクコーディング。