トップページに、Processingについて書いた記事を、辞書のように見つけやすくしてみました

【Processing】windowRatio()の使い方【ウィンドウの幅と高さの比率を計算する】

【Processing】windowRatio()の使い方【ウィンドウの幅と高さの比率を計算する】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「windowRatio()」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人
ワタタク
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】windowRatio()について

  • “window”は「窓」、”ratio”は「比率」。つまり「窓の比率」という意味
  • windowRatio() は、ウィンドウの幅を高さで割った比率を計算する関数です。これを使うと、ウィンドウの形状に応じて表示内容を調整する
    • 画面の中の絵が歪まないようにしたり、レイアウトが崩れないようにすることができる

【Processing】windowRatio()の使い方【画像とコード】

【Processing】windowRatio()の使い方【画像とコード】
// ウィンドウの比率を計算する関数
float windowRatio() {
  // ウィンドウの幅を高さで割った値を返す
  return (float) width / height;
}

void setup() {
  // 初期設定、キャンバスサイズを設定
  size(400, 300);
}

void draw() {
  // 背景を白に設定
  background(255);

  // ウィンドウの比率を計算
  float ratio = windowRatio();

  // スケーリング
  pushMatrix();
  scale(ratio, 1); // ウィンドウの比率に基づいてスケーリング

  // 比率に応じて円の大きさを変える
  ellipse(mouseX / ratio, mouseY, 50, 50); // スケーリングされた座標に円を描く
  
  popMatrix();
}

void mouseMoved() {
  // スケーリングされた mouseX と mouseY
  float scaledMouseX = mouseX / windowRatio();
  float scaledMouseY = mouseY;

  // スケーリングされたマウス座標を使う処理
  println("Scaled Mouse X: " + scaledMouseX + ", Scaled Mouse Y: " + scaledMouseY);
}

void mousePressed() {
  // スケーリングされた座標を使った例
  float scaledMouseX = mouseX / windowRatio();
  float scaledMouseY = mouseY;

  println("Mouse pressed at: " + scaledMouseX + ", " + scaledMouseY);
}

【Processing】windowRatio()を使ってみた感想

画像をつかった作品をつくるときにwindowRatio()を使う可能性がある。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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