トップページに、Processingについて書いた記事を、辞書のように見つけやすくしてみました

【Processing】selectOutput()の使い方【コンピュータで保存したい場所を選ぶための命令】

【Processing】selectOutput()の使い方【コンピュータで保存したい場所を選ぶための命令】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「selectOutput()」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】selectOutput()について

selectOutput()について
  • 英語で「出力先を選ぶ」という意味
  • selectOutput()は、コンピュータで保存したい場所を選ぶための命令です。この命令を使うと、ファイルを保存するときに便利な場所を自分で選べる

【Processing】selectOutput()の使い方【画像とコード】

このコードの流れ

  1. setup()関数で、ユーザーに保存先のファイルを選ばせるウィンドウが表示されます。
  2. ユーザーがファイルを選ぶと、fileSelected(File selection)関数が呼び出されます。
  3. もしユーザーがウィンドウを閉じたり、キャンセルを押した場合、selectionnullになります。
  4. selectionnullの場合、「ウィンドウが閉じられたか、キャンセルが押されたよ」というメッセージが表示されます。
  5. それ以外の場合、選択されたファイルの絶対パスが表示されます。
void setup() {
  // 「保存するファイルを選んでね」というメッセージで出力先を選ぶウィンドウを表示します
  selectOutput("Select a file to write to:", "Artworks");
}

void fileSelected(File selection) {
  // もしウィンドウが閉じられたり、キャンセルが押された場合
  if (selection == null) {
    // 「ウィンドウが閉じられたか、キャンセルが押されたよ」と表示します
    println("Window was closed or the user hit cancel.");
  } else {
    // 選択されたファイルの絶対パス(ファイルの場所)を表示します
    println("User selected " + selection.getAbsolutePath());
  }
}

【Processing】selectOutput()を使ってみた感想

しばらくは使うことがないコードだと思います。

作品数が多くなってきて、細かくファイル整理をしたいときに役に立つかな。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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