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【Processing】tan()関数の使い方【三角形の比率を計算した表現をする】

【Processing】tan()関数の使い方【三角形の比率を計算した表現をする】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「tan()関数」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人
ワタタク
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

動きのある画像は、コードではなく、GIF画像編集で無限再生されるようにしています。

目次

【Processing】tan()関数について

tan()関数について
  • tan は “tangent” の略
  • tan() 関数は三角形の「接線(せっせん)」というものを計算するためのものです。
    • 例えば、三角形には「底辺」と「高さ」がありますよね。その比率(ひりつ)を計算すること
      • 比率(ひりつ) というのは、2つの数字を比べることです。例えば、もし底辺が10センチメートルで高さが5センチメートルだったとします。比率は「10対5」と言えます。これを簡単にすると、「2対1」となる
  • tan() 関数は、角度(ラジアン)を入力として、接線の値を出力
  • 【注意点】tan() 関数の入力はラジアンであり、度数法(度)ではないので注意が必要。
    • 90度(π/2ラジアン)の時に無限大の値になるため、その近くの値は扱いに注意が必要

【Processing】tan()関数の書き方【構文】

tan()関数の書き方【構文】
  • tan(angle)
    • angleは角度

【Processing】tan()関数の使い方【画像とコード】

// Processingリファレンス tan()のサンプルをより理解する
// https://processing.org/reference/tan_.html

size(400, 400); // 画面の大きさを400×400ピクセルに設定します

float a = 0.0; // 角度を0に設定します
float inc = TWO_PI/50.0; // 角度を増やす量を設定します(2πを50等分します)

// 0から400まで、8ピクセルずつ繰り返し処理をします
for (int i = 0; i <= 400; i = i + 8) {
  // 縦の線を描きます
  line(i, 200, i, 200 + tan(a) * 8.0);
  
  // 角度を増やします
  a = a + inc;
}

なぜ急に線が長くなるところがあるの?

 tan() 関数の性質によるものです。

tan() 関数は特定の角度、特にπ/2(90度)や3π/2(270度)の近くで非常に大きな値になります。そのため、急に線が長くなったりする現象が見られます。

具体的には、tan() は接線の値を計算しますが、これが特定の角度で無限大に近づくためです。その結果、例えばπ/2に近いところでは線の長さが急激に増加します。

【Processing】tan()関数はどんな表現で使えそうか

物体が角度に基づいて動くアニメーションや、波のようなグラフィックを描く際に役立ちます。

【Processing】tan()関数を使ってみた感想

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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