ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「tan()関数」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】tan()関数について
tan()関数について
tan
は “tangent” の略tan()
関数は三角形の「接線(せっせん)」というものを計算するためのものです。- 例えば、三角形には「底辺」と「高さ」がありますよね。その比率(ひりつ)を計算すること
- 比率(ひりつ) というのは、2つの数字を比べることです。例えば、もし底辺が10センチメートルで高さが5センチメートルだったとします。比率は「10対5」と言えます。これを簡単にすると、「2対1」となる
- 例えば、三角形には「底辺」と「高さ」がありますよね。その比率(ひりつ)を計算すること
tan()
関数は、角度(ラジアン)を入力として、接線の値を出力- 【注意点】
tan()
関数の入力はラジアンであり、度数法(度)ではないので注意が必要。- 90度(π/2ラジアン)の時に無限大の値になるため、その近くの値は扱いに注意が必要
【Processing】tan()関数の書き方【構文】
tan()関数の書き方【構文】
tan(angle)
- angleは角度
【Processing】tan()関数の使い方【画像とコード】
// Processingリファレンス tan()のサンプルをより理解する
// https://processing.org/reference/tan_.html
size(400, 400); // 画面の大きさを400×400ピクセルに設定します
float a = 0.0; // 角度を0に設定します
float inc = TWO_PI/50.0; // 角度を増やす量を設定します(2πを50等分します)
// 0から400まで、8ピクセルずつ繰り返し処理をします
for (int i = 0; i <= 400; i = i + 8) {
// 縦の線を描きます
line(i, 200, i, 200 + tan(a) * 8.0);
// 角度を増やします
a = a + inc;
}
なぜ急に線が長くなるところがあるの?
tan()
関数の性質によるものです。tan()
関数は特定の角度、特にπ/2(90度)や3π/2(270度)の近くで非常に大きな値になります。そのため、急に線が長くなったりする現象が見られます。
具体的には、tan()
は接線の値を計算しますが、これが特定の角度で無限大に近づくためです。その結果、例えばπ/2に近いところでは線の長さが急激に増加します。
【Processing】tan()関数はどんな表現で使えそうか
物体が角度に基づいて動くアニメーションや、波のようなグラフィックを描く際に役立ちます。
【Processing】tan()関数を使ってみた感想
あ
それでは今日もレッツワクワクコーディング。