【Processing】TWO_PIの使い方

【Processing】TWO_PIの使い方
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「TWO_PI」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人

ワタタク(Watataku)
  • クリエイティブコーダー / アーティスト
  • 「人の心に寄り添う、機能するアート」を探究しています
  • アートとテクノロジーが、社会や個人のウェルビーイングにどう貢献できるかに、関心があります

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】TWO_PIについて

TWO_PIについて
  • TWO_PIとは、英語で「円周率の2倍」という意味
  • TWO_PIは、約6.28の値を持っています
  • ラジアン(角度)では、TWO_PIは、360度
  • 円や円弧、円周を描くのに役に立つ
  • 主にarc()関数やsin()関数と組み合わせて使う

【Processing】TWO_PIを使った場合の位置を画像で確認【重要】

この位置を知っておくことが、TWO_PIを使った表現をするときにとても大事になってきます。

0の位置は右の位置と決まっています。

0を基準にTWO_PI(0と約6.28)と書いてある位置の確認をしてください。

ちなみに0.79がQUARTER_PIで、3.14がPIです。

4.71はPI + HALF_PI。

【Processing】TWO_PIを使った場合の位置を画像で確認【重要】

【Processing】TWO_PIの基本的な書き方

HALF_PIの書き方
  • arc()関数を使った場合の書き方
    • arc(x1, y1, x2, y2, 0, TWO_PI);
      • x1は円弧の横の中心の位置
      • y1は円弧の縦の中心の位置
      • x2は円弧の幅
      • y1は円弧の高さ
      • 0は円弧の開始位置

【Processing】TWO_PIの使い方2つ【画像とコード】

コードを見る前に、もう1度この図で(0、6.28)などの数値の位置を確認しておいてくださいね。

【1】TWO_PIを使って0の位置から、6.28までの位置の円を描く

【1】TWO_PIを使って0の位置から、6.28までの位置の半円を描く
size(500, 500); // ウィンドウサイズを500x500に設定
background(255); // 背景色を白に設定
noStroke(); // 輪郭線を描かないように設定
fill(255, 165, 0); // 塗りつぶしの色をオレンジに設定
arc(250, 250, 300, 300, 0, TWO_PI); // 中心が(250, 250)、幅と高さが300の0からTWO_PIまでの円を描く

【2】6.28の位置から、9.56までの位置の円弧を描く

【2】6.28の位置から、9.56までの位置の円弧を描く
size(500, 500); // ウィンドウサイズを500x500に設定
background(255); // 背景色を白に設定
noStroke(); // 輪郭線を描かないように設定
fill(255, 165, 0); // 塗りつぶしの色をオレンジに設定
arc(250, 250, 300, 300, 6.28, 9.56); // 中心が(250, 250)、幅と高さが300で6.28の位置から、9.56までの円弧を描く

【Processing】TWO_PIはどんな表現で使えそうか

円を使った表現、arc()関数やsin()関数、cos()関数を使った表現をするときに使おうと思います。

TWO_PIとcos()関数を使った表現。

【Processing】TWO_PIはどんな表現で使えそうか
void setup() {
  size(800, 800);
  background(255);
  noFill();
  stroke(0, 50);  // 黒色で少し透明な線を使う
}

void draw() {
  translate(width/2, height/2);  // キャンバスの中心に移動
  float radius = 300;  // 円の半径
  for (float angle = 0; angle < TWO_PI; angle += 0.01) {
    float x = radius * cos(angle);
    float y = radius * sin(angle);
    ellipse(x, y, 50, 50);  // 小さな円を描く
  }
  noLoop();  // 一回だけ描画して終了
}

【Processing】TWO_PIを使ってみた感想

PIの記事で円周率について知っていたので理解が早かったです。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

ワタタク(Watataku)
クリエイティブコーダー/アーティスト
AIと共に、「人の心に寄り添う、機能するアート」を探究しています。

ここは、その思索と創造の全記録を記す、思考の実験室(アトリエ)です。

僕の創作の源泉は、人生経験そのものです。
不当な出来事や、精神的な支配の中で、私の心は何度も粉々に砕け散りました。しかし、その一つ一つの破片をどのようにすれば鮮やかな絵の具にできるかを考え、ゆっくり心のパレットに色を整えていきました。その、長い、長い、自身との対話の果てに「人の役に立つアートを作りたい」という考え方にたどり着きました。

かつて、僕の武器は、アコースティックギター弾き語りと、カメラでした。
オリジナルソングの演奏でお客様投票1位となった「物語の力」。
世界20カ国の旅で培った、多様な「視点」。

今、僕は、それら全ての経験を、「コード」という、新しい言語で、世界に問いかけています。

このブログでは、作品の制作過程や、日々の発見、そして、僕自身の上達の軌跡を記録していきます。

僕の旅が、あなたの日常を、ほんの少しでも豊かにするための、光になることを願って。

クリエイティブコーディングロード運営者 ワタタク
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