トップページに、Processingについて書いた記事を、辞書のように見つけやすくしてみました

【Processing】abs()関数の使い方【負の数でも、その絶対値(符号を取り除いた正の数)を表示する】

【Processing】abs()関数の使い方【負の数でも、その絶対値(符号を取り除いた正の数)を表示する】
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ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「abs()関数」を理解し、自分なりに使ってみること。

この記事を書いた人
ワタタク
  • クリエイティブコーディング初心者が、アーティストとして活躍するまでの上達の過程を発信
  • コンセプトは「クリエイティブコーディング1万時間の歩き方」
  • 参考にしてもらえるブログにするため、Processingを独学で勉強して共有中

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】abs()関数について

abs()関数について
  • absはabsolute「絶対の」の略です。
    • abs()関数は「absolute value(絶対値)」
  • abs()関数は、与えられた数値の絶対値を返します。絶対値とは、数値がどれだけ大きくても正の値に変換すること
    • abs(-5)5を表示する
  • 距離や位置の計算で使われます。たとえば、物体の位置がマイナスになっていても、その物体の距離を正確に計算するのに役立つ
  • 【注意点】計算する数値がどのような値であっても、結果は常に正の数になることに注意する
    • abs(-10)10となります。

【Processing】abs()関数の書き方【構文】

abs()関数の書き方【構文】
  • abs(n)
    • nはnumberの英語の略
    • nにはabs(-10)のように数値を入力する

【Processing】abs()関数の使い方2つ【画像とコード】

【1】負の数値から、符号を取り除いた正の数を表示する例

abs()関数 負の数値から、符号を取り除いた正の数を表示する例
int distance = -10;
int absoluteDistance = abs(distance);
println("物体の位置の絶対値は " + absoluteDistance);

【2】マウスの位置を取得して、その位置がどれだけ離れているかを計算する

abs()関数 マウスの位置を取得して、その位置がどれだけ離れているかを計算する
void setup() {
  size(400, 400); // ウィンドウのサイズを設定
  PFont font = createFont("Meiryo", 20); textFont(font);
}

void draw() {
  background(255); // 背景を白に設定
  int centerX = width / 2; // ウィンドウの中心のX座標
  int centerY = height / 2; // ウィンドウの中心のY座標

  // マウスの位置と中心の距離を計算
  int distanceX = abs(mouseX - centerX); // X軸の距離の絶対値
  int distanceY = abs(mouseY - centerY); // Y軸の距離の絶対値

  // 結果を表示
  fill(0); // 文字の色を黒に設定
  text("X軸の距離: " + distanceX, 10, 20); // X軸の距離を表示
  text("Y軸の距離: " + distanceY, 10, 40); // Y軸の距離を表示

  // 中心とマウス位置を線で表示
  stroke(0); // 線の色を黒に設定
  line(centerX, centerY, mouseX, mouseY); // 中心からマウス位置までの線を描画
}

【Processing】abs()関数を使ってみた感想

図形を使った表現を作成しているときに、特定の位置を使うときに便利そうだと思いました。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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