トップページに、Processingについて書いた記事を、辞書のように見つけやすくしてみました

【Processing】PShape.setStroke()の使い方【PShapeオブジェクトの線の色を設定する】

【Processing】PShape.setStroke()の使い方【PShapeオブジェクトの線の色を設定する】
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ProcessingのリファレンスsetStroke()の使い方です。

Processing ビジュアルデザイナーとアーティストのためのプログラミング入門ではPShape.setStroke()となっています。(221ページ)

ワタタク

今回の記事の目的はProcessingの「PShape.setStroke()」を理解し、自分なりに使ってみること。

記事内のProcessingのバージョンは4.3。

目次

【Processing】PShape.setStroke()について

PShape.setStroke()について
  • ProcessingのsetStroke()の英語の意味 setStroke()は、「線の色を設定する」という意味
  • setStroke()は、描く図形や線の輪郭の色を設定するための関数です。たとえば、赤い線を描きたいときに、この関数を使う
  • 主にPShapeshape()createShape()と一緒に使う

【Processing】なぜstroke()ではなく、setStroke()を使うのか

【Processing】createShape()関数の使い方【形を作る。グループ表現も便利】で書いたのですが、setStroke()と一緒に使うことが多くなるcreateShape()関数には、グループという機能があります。

グループ機能を使うと、コードが書きやすく、読みやすくなります。

createShape()を使うときはstroke()ではなく、setStroke()を使うのが基本なので、setStroke()を使います。

【Processing】PShape.setStroke()の使い方【画像とコード】

シンプルなビルを描く

setStroke()を使って、超簡単にビルを描く。

簡単な方がコードを理解しやすい。

【Processing】PShape.setStroke()の使い方【画像とコード】
PShape building1, building2;

size(400, 400); // キャンバスのサイズを設定
background(135, 206, 235); // 背景を空の青色に設定

// ビル1を作成
building1 = createShape(RECT, 50, 150, 100, 200); 
// 四角形でビルを作成
building1.setStroke(color(255, 0, 0)); // 線の色を赤に設定
building1.setStrokeWeight(5); // 線の太さを5に設定
building1.noFill(); // 塗りつぶしを無効にする

// ビル2を作成
building2 = createShape(RECT, 200, 100, 150, 250); // 四角形でビルを作成
building2.setStroke(color(255, 165, 0)); // 線の色を赤に設定
building2.setStrokeWeight(5); // 線の太さを5に設定
building2.noFill(); // 塗りつぶしを無効にする

// ビルを描画
shape(building1);
shape(building2);

ビルの輪郭を点滅させる

PShape building1, building2;

void setup() {
  size(400, 400); // キャンバスのサイズを設定
  background(135, 206, 235); // 背景を空の青色に設定

  // ビル1を作成
  building1 = createShape(RECT, 50, 150, 100, 200); // 四角形でビルを作成
  building1.setStroke(color(random(255), random(255), random(255))); // 線の色をランダムに設定
  building1.setStrokeWeight(5); // 線の太さを5に設定
  building1.noFill(); // 塗りつぶしを無効にする

  // ビル2を作成
  building2 = createShape(RECT, 200, 100, 150, 250); // 四角形でビルを作成
  building2.setStroke(color(random(255), random(255), random(255))); // 線の色をランダムに設定
  building2.setStrokeWeight(5); // 線の太さを5に設定
  building2.noFill(); // 塗りつぶしを無効にする
}

void draw() {
  background(135, 206, 235); // 背景を再設定
  shape(building1); // ビル1を描画
  shape(building2); // ビル2を描画
  building1.setStroke(color(random(255), random(255), random(255))); // 線の色をランダムに更新
  building2.setStroke(color(random(255), random(255), random(255))); // 線の色をランダムに更新
}

【Processing】PShape.setStroke()はどんな表現で使えそうか

複雑な図形表現をしたいときに、輪郭線の色を調整しやすくなる。

【Processing】PShape.setStroke()を使ってみた感想

createShape()のグループ機能を使えば、コードが読みやすくなるので、どこで輪郭線の色を変えるのかサッと見つけられるようになる。

ワタタク

それでは今日もレッツワクワクコーディング。

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