ワタタク
今回の記事の目的はProcessingの「frameRate関数」を理解し、自分なりに使ってみること。
目次
【Processing】frameRate関数について
frameRate関数について
- 1秒間に表示される止まっている画像の数
- fps(frames per second)フレーム毎秒ともいう
- frameRateの数値を調整することで、描画速度を調整可能
- 60fpsは1秒間に60フレーム。スムーズなアニメーション、コンピューターの処理能力を多く使う
- Processingのデフォルトは60フレーム/秒
- 10fpsは1秒間に10フレームでカクカクなアニメーション、コンピューターの処理能力は多く消費しない
【Processing】frameRate関数の主な書き方
1秒間に2フレームの場合
frameRate(2);
【Processing】frameRate関数の使い方【画像とコード】
1秒間に1フレーム変化させる場合
1秒間に1回背景が変わる。
void setup() {
size(500, 500);
frameRate(1);
}
void draw() {
background(random(255), random(255), random(255));
}
1秒間に2フレーム変化させる場合
1秒間に2回背景が変わる。
void setup() {
size(500, 500);
frameRate(2);
}
void draw() {
background(random(255), random(255), random(255));
}
1秒間に30フレーム変化させる場合
1秒間に30回背景が変わっている。早すぎる。
void setup() {
size(500, 500);
frameRate(2);
}
void draw() {
background(random(255), random(255), random(255));
}
【Processing】frameRate関数はどんな表現で使えそうか
音楽のメトロノームが思い浮かんだ。
テンポに合わせて、イラストや画像が変化すると、音楽との連動性が増して、作品力が向上しそう。
【Processing】frameRate関数を使ってみた感想
1秒間に30フレーム、背景をランダムに変えてみたのは、かなりまぶしいと感じました。もちろん。表現にもよるのですが……。チカチカさせすぎるのは僕はしんどい。
ただ、サイケデリックな表現をするときは背景に使える。