ワタタク
今回の記事の目的は、変数を使える範囲についてまとめておくこと。
スコープ・グローバル変数・ローカル変数についてしっかり理解すること。
目次
【Processing】の変数の範囲(スコープ)を理解するメリット4つ
- 変数をよりコントロールして使えるようになる
- {}の中で、変数を書くことができる
- コードを理解しやすくなる
- コードを読みやすくなる
スコープを理解してから、変数の部分を読むときに(どうなってんの~~~?)と思いすぎず、冷静に読みやすくなりました。
【Processing】変数を使える範囲(スコープ)について
Processingのスコープについて
- 変数には使える範囲がある
- {}の外に書かれている変数はどこでも使える。グローバル変数という
- {}の内側に書かれている変数は、{}の内側だけで使える。ローカル変数という
- {}の内側だけで書かれている変数は、実行が終わったらなくなる
- グローバル変数と、ローカル変数の名前が同じ場合、ローカル変数の方が実行される
- 変数の名前は同じにしない方がいい
【Processing】変数を使える範囲(スコープ)をコードで確認
int d = 100; //グローバル変数
void setup() {
size(1000, 1000);
int val = d;//ローカル変数
fill(val);
}
void draw() {//変数dはどこでも使える、変数xはこのdrawの中だけで使える
int x = 500;//ローカル変数
ellipse(x, 500, x, d);
x *= 2;//ローカル変数
ellipse(x, 100, x, d);
}
実行結果